vol.19【第4の習慣】Win-Winを考える(2)
成功を支える「五つの柱」
Win-Winは、単なる交渉術ではありません。それは私たちが持つ「四つの性質(自覚・想像力・良心・自由意志)」をフル活用して挑む、人間関係のリーダーシップそのものです。
自分を律する「自己リーダーシップ」を基盤に、他者と学び合い、影響を与え合い、共に利益を享受する。このサイクルを回すためには、次の「五つの柱」という強固な土台が必要になります。
1. 人格(Character):すべての出発点
Win-Winの土台は、テクニックではなく「あなた自身の人格」にあります。これには3つの要素が欠かせません。
●誠実(Integrity): 自分の価値観を明確にし、自分との約束を守ること。これがなければ、他者との約束も守れません。
●成熟(Maturity):「自分の気持ちを伝える勇気」と「相手を尊重する**思いやり**」のバランスが取れている状態。
●豊かさマインド(Abundance Mentality):「世の中には全員に行き渡るだけのものが十分にある」という考え方。誰かの成功を自分のことのように喜べる心の余裕が、新しい「第三の案」を生みます。
2. 関係(Relationships):信頼という担保
お互いの「信頼残高」が高ければ、多少の誤解があっても乗り越えられます。高い信頼関係があるからこそ、オープンな対話が可能になり、凄まじい相乗効果(シナジー)が生まれるのです。
3. 合意(Agreements):期待の明確化
Win-Winを具体的に定義し、双方が納得する形に落とし込んだものです。目標、ガイドライン、使える資源、責任、そして結果(報酬やペ
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