起業家が陥る罠
おそらく今回の話は、ほぼ全員の起業家が陥ってしまう罠かもしれません。もしかしたらこれを読んでいるあなたは、すでに通り過ぎた過去になっていることもあるかもしれません。それは「失った代償」です。
成功を急ぐばかりに家族を見過ごしてしまうのです。
早く成功して家族とゆっくりした生活を送りたい。
少しは豪華なゆとりある生活をさせてあげたい。
起業家であれば、このような夢は少なからずあると思います。
しかしあなたは、何のために仕事をしているのかを考えれば分かる事です。ただ、ビジネスの立ち上げは一番精神的にも肉体的にも労力がかかります。止まっている大きな石を動かす瞬間が一番大変だからです。しかし、ここを乗り越えさえすれば大きな石は転がります。ですので、この始めだけは家族に理解してもらい、大きな石を動かすことに集中しましょう。ただ、その期間も何のために仕事をしているのかを見失わないで下さい。どんなに忙しいといってもトイレには行くし寝るはずです。
その少しの1時間や2時間、家族にあてても影響はありません。
逆に、感情の充電をしなけば成功しません。
人間は、ずっと気をはり仕事に集中することは出来ないのです。
むしろ作業効率が落ちます。
これは、テニスプレーヤーの1位と2位の差を決めた研究結果でも実証されています。テクニックでもなく練習量でもありません。
その少しの差を大きな結果に変えたものは、休憩中の「精神のオフ」。これが1位と2位の差を決めます。
おそらくビジネスの立ち上げ時は、休みももったいないと思うでしょう。そして、家族に時間を使っても上の空。
だとしたら、休みをとるのではなく、毎日の1時
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