絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

体幹機能は70歳以降急激に低下する!ドローインをしながら体幹を効率的に鍛えよう!

体幹機能はかなり大切なのは皆さんも知っているかもしれません。体幹は骨盤と肩甲骨・肋骨・胸骨がありますが骨盤と肋骨の間は背骨しかありません。体幹の安定を確保するためには筋肉をつけるしかありません。筋肉は腹筋群や背筋群、殿筋群などがあります。いずれも抗重力筋で筋肉の種類はtypeI 線維(遅筋)の割合が多く中年期まで保ちやすいことが特徴です。中年まで保たれるということは気づきにくいということです。そして70歳以降に急激に低下していきます。ちなみに四肢の筋力は直線的に低下していくので階段などで疲れやすくなってくると気が付くかもしれません。ではどんなトレーニングをしたらよいかというと腹筋を鍛えるには上体お越しをイメージする人が多いかもしれません。しかし、なかなかやる気が起きない人もいると思います。そんな方にはドローインはいかがでしょうか?様々な運動や日常生活で軽く息を吐き、少し腹筋に力を入れながらお臍を少し凹ませて動作してみてください。そうするとインナーマッスルの腹横筋が働きます。腹横筋は体幹を覆うようなコルセットの役割も果たしています。体幹のトレーニングだけでなく腰痛予防にも効くと思います。是非試してみてください。
0
カバー画像

Exercise is medicine!!(運動は薬だ!!)

こんにちはKTmedicalです。前回のブログで運動療法の実施率が低いというお話をさせて頂きました。薬物療法は実施率は78%と高い状況なのは、この薬を飲まないと病気が治らないという事実があるので高いのは当然ですね。食事療法や運動療法は少しくらい、この程度なら大丈夫でしょ、、、と思ってしまいます。これは、人間たるもの誰もがぶつかる壁だと思います。疲れている日もありますし、たまにはご褒美があってもいいじゃないかと思うのは時は誰でもあります。ここを踏ん張るためにはやはり心、意識づけが必要です。私が注目しているのはExercise is medicine(運動は薬だ)です。特に有酸素運動の効果を糖尿病関連治療薬に当てはめてみると見事にマッチします。注目なのは赤字のGLP-1分泌促進です。筋収縮によるマイオカインの分泌によりGLP-1分泌が促進されることがわかっています。現在はニュースでも取り上げられるほどGLP-1受容体作動薬が品切れ状態で糖尿病でない方がダイエット薬として使用していることも問題となっています。運動して健康に痩せられないのであればリバウンドしますし副作用も恐ろしいです。何より減量のみに焦点がいってしまい、身体組成(筋肉の割合など)が崩れ根本的な解決にならない気がします。大切なお薬がしっかりと患者さんの手に渡ることを祈るばかりです。もう一つ注目なのがミトコンドリア活性です。ミトコンドリアはインスリン分泌を促し、糖の取り込みを促進、糖新生の抑制をする働きがあります。このミトコンドリアを活性化させてようとするお薬がイメグリミンです。このお薬も現在かなり需要があるそうです。しか
0
カバー画像

糖尿病運動療法の実施率は低いですね

皆さんはじめましてktmedicalです。私は糖尿病の運動療法と心臓リハビリを中心に急性期病院で行っている理学療法士です。他にも日本糖尿病療養指導士、認定理学療法士(代謝)、心臓リハビリテーション指導士の資格も持っております。糖尿病の運動療法は研究会にも所属しており最新情報やお得な情報などもご提示できればと思っております。臨床での失敗談、成功体験、事件などもざっくばらんに面白くお伝えしたいと思います。患者さんも運動療法を指導する側が普段考えていることを知ることができ面白いかもしれません。ご興味ある方は是非ご覧ください臨床で一番疑問に思うのは患者さんに運動指導しますが退院したら本当に自主トレするのかな?と思ってしまいます。糖尿病の運動療法実施率は35%と薬物・食事療法と比べて最下位なんです。 薬物は78%、食事は37%の実施率で食事療法とは僅差ですね。ちなみに基本的には食事・運動療法を頑張ってそれでもダメな場合はお薬を飲むというのが一般的な流れとなっていますが、実施率を見る限りでは逆パターンとなっています。個人的には運動するより食事で好物を我慢するほうがよっぽど辛いと思うのですが、これが現実です。なぜ、運動療法は実施率が低いのかという疑問なんですが基本的には「忙しい」「めんどくさい」が多く、指導者がいないなどの意見もあるようです。さらに新型コロナウイルスの蔓延でさらに運動時間は26%も低下しているとういう報告もあります。これは大きな打撃でした。指導者という点では理学療法士は算定(お金)をとれないので実施しているところは少ないです。糖尿病教室での講義はあるかと思いますが個別指導は少
0
3 件中 1 - 3
有料ブログの投稿方法はこちら