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「イケおじ」になりきれない僕と「価値観の相対化」

僕は、子どものころは割と「いい子」の部類に入っていたようで、「無難でつまんないやつ」という自覚がなんとなくありました。中学・高校と進んでもスポーツやなど特段秀でていた何かがあるわけでもなくルックスも人並みか、下手をすればダサいほう。当然「モテるタイプ」ではありませんでしたし、自己肯定感は低めでした。そこで、アイデンティティーを確立し、自分が自分たるための何かを作り上げようとした方法が、「多数派の中に埋もれるのではなく、少数派に身を置くこと」でした。これは両親の生き方にも影響された面はありましたが無意識のうちに自分なりに身につけたものでもありました。僕の小学・中学時代、比較的保守的な管理教育の傾向が強い地域で育ちました。自分でもまだ、アイデンティティという概念がなかったためか少数派にはみ出す勇気がなく管理的なものに従わざるを得なかったような気がします。そして高校・大学と進むと、これまで当たり前だった世界とはちがう新しい価値観がどっと入ってきました。政治のこと、思想信条のこと、マイノリティーと呼ばれる人々のこと…自分の世界が大きく広がった喜びに満ちた時期でした。ただ一方で、少数派の道を選ぶということは、多くの人が歩む道、いわば直球勝負から逃げて変化球でごまかしているのではないかという引け目も感じていたのは確かです。イケメンでもない、高身長でも、高収入でもない、スポーツもできるわけではない、そんな自分にとって自分がどんな大人になっていくのか、できれば「イケおじ」になってモテたい、尊敬されたいんだけれどメインストリーム的なものから離れるだけでは小賢しいおじさんになるのでは・・・そんなこ
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