笑顔を大切にしなさい〜病院実習中の出会い〜
こんばんは。台風が来ています。これから来週にかけて天気が不安定になりそうですね。私は児童発達支援&放課後等デイサービスで言語聴覚士として働いています。子どもたちとの日常のブログはこちら↓↓私のSTに関するプロフィールはこちら!↓今日は私が10数年前に体験した、実習中のお話をします。その患者様は、当時50〜60代くらいの男性の方でした。Aさんと呼びましょう。Aさんは私に「サヲリさんは絶対良いSTになれるから。頑張りなさい」と、言ってくださいました。Aさんとは、回復期リハビリテーション病棟が併設されている病院で出会いました。私が、初めて一人暮らしをしながら通った実習地です。ST(言語聴覚士)の訓練の中で、「集団リハビリテーション」というものがありました。言語障害や認知機能低下がある患者様が4〜5名ほど集まって、歌唱訓練や、口の体操、集団のゲームを行うという活動でした。Aさんはそのメンバーの一人でした。Aさんは、運動性構音障害(ディサースリア)と言って、口腔機能の麻痺により喋りづらさがある方でした。ディサースリアの中でも、「失調性ディサースリア」と言って発話がわかりづらく、途切れ途切れの話し方、声の抑揚がなく、声の調整が難しくて突然大きな声が出てしまう発話が特徴です。(他にもたくさん特徴はありますが、Aさんの話し方はこの特徴でした)Aさんはお話をするときは、人差し指を立てて、一音ずつ指を縦に振りながらお話をしてくれました。それを私は読み取って会話をしていました。少し気難しくて、看護師さんやSTの先生に対しても猜疑的(人の言動に、何か裏があるのではないかと疑うこと)な方でした。
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