教養としての青年期論②:青年期の特徴
ピアジェ:スイスの心理学者。幼児期における自己中心的思考を指摘し、児童期になって、他者の視点に立って物事を認識できるようになることを「脱中心化」と呼び、思いやりの発生基盤としました。
第一反抗期:何でも拒否する態度を示す3~4歳児の頃。
アリエス:フランスの歴史学者。『<子ども>の誕生』で、近代以前のヨーロッパでは「子ども」という概念が確立されておらず、中世では7歳以降の人間は「小さな大人」と見なされていたと指摘し、「子ども」の意義が認められるようになったのは近代以降であるとしました。
青年期:大人としての自立を準備する段階。社会の産業化・情報化が高度に進むと共に、その期間は拡大する傾向にあります。10歳頃から成人までの移行期を人格的な発達に応じて、プレ青年期・青年期(前期・後期)・プレ成人期に区分する考えがあります。
ルソー:フランスの思想家。未熟な存在としてこの世に生まれ落ちた人間が、青年期に至って自己や性に対する自覚を強めるようになることを「第二の誕生」と表現し、子どもの自然な素質や成長に応じた教育の必要性を説きました。
ホリングワース:アメリカの心理学者。青年期に入り、親の保護から離れて精神的に自立しようとする過程を「心理的離乳」と呼びました。
第二次性徴:12~13歳頃から男女の身体的特徴が現れること。第二次性徴が現れて身体が急速に発達する青年期には、女性や男性としての成熟した自己像を形成することが課題となります。
第二反抗期:思春期の12~13頃に始まり、自我の目覚めと共に自己主張が強くなり、大人や社会秩序に対して反抗的な態度を示すようになる時期のこと。親子間に対立
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