絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

アイデンティティの形成について

廉清生織のブログの部屋へようこそ前回に引き続きアイデンティティについてお話して参ります。お付き合いくださいますようお願いします幼少期のアイデンティティ形成について探ります実はアイデンティティの形成は生まれた瞬間から始まります。幼少期のアイデンティティ形成については・・主に家族や身近な養育者との関係を通じて行われます。この時期・・・子どもは自分と他者の区別を学び基本的な信頼感や自己効力感を獲得していきます。 エリク・エリクソンの心理社会的発達理論によると・・・乳児期には「基本的信頼 vs. 基本的不信」幼児期前期には「自律性 vs. 恥・疑惑」幼児期後期には「自発性 vs. 罪悪感」といった発達課題に直面します。これらの課題を適切に乗り越えることで健全なアイデンティティの基礎が形成されていきます。青年期のアイデンティティ危機について探っていきます青年期は・・・アイデンティティ形成において最も重要な時期の一つです。この時期・・・若者は「自分は誰か」「何をしたいのか」といった根本的な問いに直面します。その中でアイデンティティ危機を経験します。 アイデンティティ危機は・・・自己探求と社会的期待の狭間で葛藤する過程です。青年は…様々な役割や価値観を試行錯誤しながら・・自分にとって本当に重要なものを見つけ出そうとします。この過程は時に混乱や不安を伴います。しかし・・その経験は健全なアイデンティティ確立のために必要不可欠な経験なのです。成人期以降のアイデンティティ発達について探っていきますアイデンティティの形成は青年期で完結するものではありません。成人期以降も・・人生の転機や社会的役割の変化
0
カバー画像

教養としての青年期論②:青年期の特徴

ピアジェ:スイスの心理学者。幼児期における自己中心的思考を指摘し、児童期になって、他者の視点に立って物事を認識できるようになることを「脱中心化」と呼び、思いやりの発生基盤としました。 第一反抗期:何でも拒否する態度を示す3~4歳児の頃。 アリエス:フランスの歴史学者。『<子ども>の誕生』で、近代以前のヨーロッパでは「子ども」という概念が確立されておらず、中世では7歳以降の人間は「小さな大人」と見なされていたと指摘し、「子ども」の意義が認められるようになったのは近代以降であるとしました。 青年期:大人としての自立を準備する段階。社会の産業化・情報化が高度に進むと共に、その期間は拡大する傾向にあります。10歳頃から成人までの移行期を人格的な発達に応じて、プレ青年期・青年期(前期・後期)・プレ成人期に区分する考えがあります。 ルソー:フランスの思想家。未熟な存在としてこの世に生まれ落ちた人間が、青年期に至って自己や性に対する自覚を強めるようになることを「第二の誕生」と表現し、子どもの自然な素質や成長に応じた教育の必要性を説きました。 ホリングワース:アメリカの心理学者。青年期に入り、親の保護から離れて精神的に自立しようとする過程を「心理的離乳」と呼びました。 第二次性徴:12~13歳頃から男女の身体的特徴が現れること。第二次性徴が現れて身体が急速に発達する青年期には、女性や男性としての成熟した自己像を形成することが課題となります。 第二反抗期:思春期の12~13頃に始まり、自我の目覚めと共に自己主張が強くなり、大人や社会秩序に対して反抗的な態度を示すようになる時期のこと。親子間に対立
0
カバー画像

教養としての青年期論➀:人間観

ホモ・ファーベル(工作人):道具を使って自然に働きかけ、ものを作り出す存在。フランスの思想家ベルクソンが名付けた人間観。人間は他の動物と違い、道具を用いて環境に働きかけることができます。 ホモ・ルーデンス(遊戯人):日常から離れて自由に遊び、そこから文化を作り出す存在。オランダの歴史家ホイジンガが名付けた人間観。 ホモ・サピエンス(英知人):知恵を持ち、理性的な思考能力を備えた存在。スウェーデンの植物学者リンネが名付けた人間観。ラテン語のスキエンティア(英語science)が「(部分的な)知」であるのに対し、サピエンティアは全体的な「英知(聡明)」の意。 ホモ・レリギオースス(宗教人):自らを超えるものに目を向け、宗教という文化を持つ存在。ルーマニアの宗教学者エリアーデが名付けた人間観。 アニマル・シンボリクム(象徴的動物):言語などの意味を持つシンボル(象徴)によって世界をとらえる存在。ドイツの哲学者カッシーラーが名付けた人間観。 ゾーン・ポリティコン(ポリス的動物・社会的動物):共同社会に住み、言語や理性を用いて他者と話し合い、善と悪や正義と不正義などについて共に考える時、その本質を十分に発揮する存在。ギリシアの哲学者アリストテレスが名付けた人間観。 フロム:ドイツの社会心理学者、『自由からの逃走』。自由がもたらす孤独や不安に耐え切れず、権威への服従を自ら求めることを分析し、「父なき社会がヒトラーを産んだ」としています。 ベネディクト:アメリカの文化人類学者、『菊と刀』。第二次世界大戦下、アメリカの戦時研究の一環で日本を研究し、内面に善悪の基準を持つ西洋の「罪の文化」に対し
0
3 件中 1 - 3