1034.原因不明の湿疹、慢性疲労…実は“金属製の詰め物”が原因!?
原因不明の湿疹、慢性疲労…実は“金属製の詰め物”が原因!?
歯科医師に聞く「アレルギー」発症のメカニズム
人によっては、あるときから湿疹やアトピー性皮膚炎、慢性疲労などさまざまな症状に悩まされるようになり、医療機関を受診してもなかなか治らなかったり、原因不明と診断されたりすることがあるようです。吉川歯科医院(神戸市東灘区)・顧問で歯科医師の吉川涼一さんによると、この場合、金属製の歯の詰め物や入れ歯などを原因とした「歯科金属アレルギー」の可能性が疑われるということです。歯科金属アレルギーとはどのような病気なのでしょうか。吉川さんに聞きました。
「金属イオン」が溶出することでさまざまな症状を引き起こすことも
Q.そもそも、口内に金属製の詰め物や入れ歯を入れた場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。生じる可能性のある症状も含めて、教えてください。
吉川さん「金属は水分に触れると、金属イオンを溶出します。口内にある金属製の詰め物や入れ歯は唾液や飲食物によって絶えず水分にさらされています。つまり四六時中、金属イオンが溶出していることになります。
この金属イオンは血管に侵入するか、もしくは飲食物と一緒に飲み込まれて吸収されると全身に運ばれます。そして口とは全く違う場所の臓器に蓄積し、思いもよらない症状を引き起こします。これがいわゆる『歯科金属アレルギー』で、本人も医師もその原因に気付きにくいのが特徴です。
症状としては湿疹やアトピー性皮膚炎、慢性疲労、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、自律神経失調症、不眠、イライラ、肛門周囲皮膚炎、微熱、脱毛など多岐にわた
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