🌿病が教えてくれた、わたしの使命〜神様からのキャンサーギフト〜
1.病気は「終わり」ではなく
「始まり」だった
「どうして私が?」
病気を告げられた日のことを、私は今でもはっきり覚えています。
体の力が抜けて、目の前が真っ白になって、
それまで当たり前に続くと思っていた日常が、急に遠くへ行ってしまったような気がしました。
でも不思議なんです。
あの時は「終わり」だと思っていたのに、
今振り返ると、あれはむしろ“始まり”だったのだと感じます。
人生を見つめ直し、
「本当に大切なものってなんだろう?」と
心の奥にある声を、初めてちゃんと聞いたのがあの頃でした。
2.“キャンサーギフト”という考え方に出会って
ある時、「キャンサーギフト」という言葉を知りました。
“Cancer(がん)”と“Gift(贈り物)”。
最初は「病気が贈り物なんて、そんなはずない」と思いました。
でも、時間が経つうちに気づいたんです。
病気そのものがギフトなのではなく、
「病を通して出会えた人」「変わった価値観」「優しくなれた自分」
それこそが、神様からの“贈り物”なのだと。
病気によって、私は生き方を見直すことになりました。
頑張りすぎていた心にブレーキがかかり、
「もう少し、自分を大事にしよう」と思えるようになった。
それは、人生の軌道修正のような出来事でした。
3.“生きる”という奇跡に気づく
病院のベッドの上で、
カーテンの隙間から朝日が差し込む瞬間がありました。
ただそれだけの光景なのに、涙が止まらなかった。
「今日も生きてる」
それが、こんなにもありがたいことだなんて、
健康な時には気づけなかったんです。
病気になって失ったものもあったけれど、
その代わりに
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