在宅でストマ管理
近年、ストマ管理を自宅で行う人が増えたように思います。私が訪問看護を始めたころは、『ストマケア』というとまだまだおっかなびっくり・・という感じでしたが、大腸ストマだけでなく小腸や、尿管ストマの方も増えてきました。ストマとは、排泄に関連する器官が何らかの疾患や障害で使えなくなり、新たな排泄経路として増設されたものです。大腸がんや、大腸の障害で、便がうまく肛門まで移動できなくて詰まってしまったとき、その部分を取り除いて肛門とつながればいいけど、切り取った部分が多ければ短縮された先で肛門の代わりを作る。これが大腸ストマです。大腸ストマは、左のおなかにあって梅干しがくっついている感じです。そこに袋をつけて便が排泄されたら袋に収まり、そこから便を出すという感じです。小腸ストマは便の塊になる前の便があるところなので、おなかの右側にあり、大腸ストマから排泄される便よりも柔らかく、水状のことが多いので、ケアするにも少し工夫が必要です。尿管ストマは、膀胱ががんや障害で使えなくなってしまったために、おしっこを貯めることができなくて、尿管をそのままおなかの外にだして、袋をつけて、尿がたまればその袋を開放して出すというものです。いずれもしっかりした土台を貼って、ふくろをつけるのですが、水分が多い排せつ物だとその土台がふやけたり、はがれやすくなったりして排せつ物が漏れたり、皮膚が、排せつ物に含まれる消化液でただれたりします。そうなると土台がうまく張り付かなくなったりするので、排せつ物が漏れやすく、お世話する人も、される人も大変な思いをします。でも、適切なケアを行えば、皮膚のトラブルは治癒しますし、排せつ
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