27 「ほくろ」は自力で取れる? シミやそばかすとはどう違う?
「ほくろ」は自力で取れる? シミやそばかすとはどう違う? 毛は抜いていい? 皮膚科医に聞いてみた
顔や体のあちこちにできる「ほくろ」。その大きさや数、出現する部位は人によってさまざまですが、「ほくろを取りたくて、つい爪でいじってしまう」「自然に消えることもある?」「ほくろから生えている毛って抜いてもいいのかな」といった疑問の声も聞かれます。
私たちの体に出現する「ほくろ」の正体について、アヴェニュー表参道クリニックの佐藤卓士院長(皮膚科・形成外科)に聞きました。
自力で取ることは「極めて難しい」
Q.そもそも、「ほくろ」とは何でしょうか。
佐藤さん「ほくろとは、メラニン色素を作り出す『母斑細胞』という細胞が増殖してできる、良性の皮膚腫瘍(できもの)です。原因として紫外線、摩擦や圧迫、ストレス、疲労、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの崩れなどが挙げられますが、原因不明なものも多いです。これらの刺激によって母斑細胞が増殖すると、ほくろができます。
ほくろは、茶色から黒色の、円形もしくは楕円(だえん)形のものが多く、サイズは直径1ミリ程度のものから6ミリ近いものまでさまざまです。体中どこにでもできますが、顔や腕、足など多くの刺激を受ける部位はできやすくなります。
生まれつきのものもありますが、後天的なものは乳幼児から高齢者まで、どの年代でも出てきます。特にできやすい年齢があるわけではないのですが、一度できたほくろは消えないので、年齢を重ねるごとに、ほくろの数は増えていきます」
Q.ほくろと「シミ」「そばかす」の違いとは。
佐藤さん「母斑細胞が増殖した状態であるほくろに対して、シミ
0