中小企業経営のための情報発信ブログ377:一枚のシートで経営を動かす
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は宮田矢八郎著「一枚のシートで経営を動かす」(ダイヤモンド社)という本を紹介します。この本の副タイトルは「財務分析で成長エンジンを見つける経営指導の新手法」となっています。
著者の宮田氏は産業能率大学経営学部教授ですが、中小企業金融公庫勤務の後に大学教授となられていて、実務に対する見識も十分に持っておられるので、机上の経営理論で終わらず実務的な内容になっています。
この本では、お金を活かして使うという金融の本質から実務で役立つ具体的な知識や手法、技術が展開されています。そして、この本では、「コンサルティングシート」と銘打たれた一枚のシートによって経営改善計画を策定する方法が書かれています。要は、財務と定性要因を組み合わせて分析することによって、企業の過去、現在、未来を俯瞰するのです。
この本は、読者として企業にお金を融資する金融関係の人々や税理士、コンサルタントを予定しているようですが、経営者としては金融人がどのようなことを考えて融資を行い経営支援を行っているのかを知ることができれば、それに向けての対策を自分で取ることができるようになります。
また、財務知識だけでなく、この本では「経営学」と「人間学」の関係が強調されています。経営が分かるということは財務と経営を結び付けて理解できるということですが、最終的には現場であり、人です。昨日の事業計画策定も経営改善計画も、最後は、危機感、責任感、情熱、工夫、動機付け等人間そのものが関わってきます。根所では「経営」と「人間学」との関係だ独立の章として建てられ、詳細に説明されていることも特
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