976.独身=不幸は“呪いの言葉” 結婚が幸せの「絶対条件」と思い込んでいる人の“盲点”
独身=不幸は“呪いの言葉” 結婚が幸せの「絶対条件」と思い込んでいる人の“盲点”
年末年始に実家に帰省する人は多いと思いますが、帰省が憂鬱(ゆううつ)だと感じたことはありませんか。例えば、独身の人の中には帰省時に両親から「そろそろ結婚しないと」「いい年なのにまだ独身だなんて…」などと言われ、プレッシャーを感じることがあるようです。
評論家の真鍋厚さんは、世間ではいまだに「独身でいるよりも結婚した方が幸せ」という考え方が根付いていると指摘します。こうした考え方の盲点について、真鍋さんが解説します。
夫婦関係に不満があるとかえって幸福度が低下
近年、「未婚者よりも既婚者の方が幸福度が高い」という内容の調査データがSNS上で話題になることがあります。
例えば、男女1万2000人を対象にした民間シンクタンクの調査では、現在幸せである割合が既婚者で男女ともに8割、未婚者/離別・死別者で男性5割、女性7割という結果でした(「2018年 人生100年時代の結婚に関する意識と実態」、明治安田総合研究所)。
こうした調査データが公表されると、「やっぱり結婚した方がいい」「独身は孤独で幸福度が低い」などというコメントがネット上に投稿され、それに対する反論のコメントが寄せられることがありますが、果たしてそんなに単純な話なのでしょうか。
普通に考えれば、結婚すれば必ず幸せになれるという保証はどこにもありません。芸能人のニュースを見るまでもなく、離婚は多いですし、夫婦仲が冷めきっている家庭内別居、あるいは幼い子どもがいるので別れられず、形だけの夫婦を続ける家庭内離婚もよく聞きます。
0