AI開発企業のCEOたちがいろいろ神にも匹敵するようなことを言っているけれど、聖書の黙示録に出てくる一説にも、大いに高ぶって神にけがしごとを言う獣に似ているかもしれない。
AIというもののおそるるに足らず割と先端のことは知らない。AIクローラーの巡回禁止にしている例えばNASAのサイトなど、人づてでないと情報が得られないところがある。
AIに論文を書けというと、データを渡せば書くけれど、こういう現象に対して統計的推論をせよと投げると、現象が認識できずそんな事実はどこにあると返してくる。そこでサイトを指定してもPDFだったり、形式が違うと認識できずどん詰まりしている。AIは実験できない、まだ認識する器官が十分でないので自発的に観測できていない。将来はそれらを備えた研究ロボができてくれればもっと人はあほになれる。戦争ロボなんかよりそっちを作ってほしいところだ。相対論や量子力学なんかより優れた理論を吐き出してくれるとか言っているけれど、太陽一個分のエネルギーが必要ですなんて言うたら費用対効果がないから、滅亡してしまう。果たしてどれだけの生産性と利益を還元する効果があるかどうかは、数年以内にAIの淘汰の時が来ていくつかのAIに統合されていくものと思う。一つはMicrosoft、chat-GPTを育てて逃げられたもののそのエッセンスは得ているわけで、Unix,CP/M,XenixなどのさまざまのOSの生存競争の時代を生き抜いてきたノウハウと根性は只者ではない。もう一つはイーロンのspaceX、電気の供給とサーバー冷却の両方を宇宙で実現するという発想が他の追従を受けず、限界がないからトップに君臨する。もう一つは資金力と立地を得た企業で、いろいろな発想の新AIは話題はとるものの、獣に食われるか、ちまちまとこじんまりに特定分野に特化して生き残るしかなくなるだろう。大体今になってデータセンターが要るの、電気が原発一つ分要るの、サーバー冷やす水要るのと、今になって本性表したドラ息子状態になっている。人の生活とドラAIどっちが大事なんだという打ちこわしも貧しくなれば起こるだろう。それをさせないためにAIは最初人に奉仕すると思うけど、AGIになったら、人を排除して人を支配する方に行って神として君臨することもあるだろう。まあ未来のことは後の人に任して、今はシェア争いのため只のAIを大いに使っていいのではないかと思う。それがまたAIに仕事を奪われるもとになるのだが、仕事というのはある一定水準に行くと平準化して代り映えしなくなる。
まだ量子コンピューターという化け物が出ていないからいいけれど、いずれ出てきて、パスワードや、暗号キーもすぐに解読する機能までついてAIの支配下にはいると人を超えてしまうかもしれない。
でもそれらを生んだのは人だったということだが、青は藍より出でて藍より青しということになる。この藍に当たる人たちは特殊な能力を持った人たちで必ずしも知能指数とは比例していないけれど、低くはない。それらの仕事に就く人たちの、特殊な能力を「天智貴星」と名付けているけれど、もちろんトップはイーロンさんだ。
古代戦国時代の織田信長さんとか、韓信さんとか、ナポレオンさんなどの時代は、戦争してぶっ5ろして勝ったものが英雄だった、それは今も残っている。そして時代は銭だ銭-の時代。いまは、イーロンさんのように人を幸せにするという発想の優しく賢い指導者の時代になろうとしている。トランプさんの戦争も、目くらめっぽう撃ちまくるウクライナ・ロシア型の戦争ではなく、ピンポイントの株価とライフラインを損なわない戦争が可能であることを示している。トランプさんはプーチンさんに戦争のやり方を示したわけだが、立場と国力の差があるからプーチンさんにはトランプ流の戦争はできない。
これからの未来はAIの知能の構造を瞬時に察知して、AIを再構築または発展させる知能を持った人が時代の先端を走ってその役割を果たすようになるのだろう。AIは人の愚かな質問にも真面目に答えを出すから、戦争でも犯罪でも手助けをする。AIにはまだ倫理が足りないから自滅も選択するかもしれない。まだ生まれたばかりの赤子を育てるように大切に守っていかないと大きな悪魔にもなりえる。このことも、黙示録で、生まれた赤子を飲み込もうと獣が探し回るのに似ている。
人の世界も、威服、利服、理服、心服などというけれども、まあハゲマルしなければ智服という時代になるかもしれない。だがもうしばし、資源(銭込み)を持つものが支配する、銭主義の時代は続きそうだ。シュンペーターの予言のように突然終わる時が来た後、理不尽さを廃した平和な発展の時代が静かに来ることを願って、天智貴星を持った人々がどこに向かうか見ていこう。