正解を探すほど、料理は揺れる
記事
学び
料理が安定しない人ほど、
「正解」を探してしまう
料理の相談を受けていると、
とても多い悩みがあります。
「正解が分からない」
「これで合っているのか不安になる」
その気持ちは、
とてもよく分かります。
正解を探すほど、料理は揺れる
料理が安定しない人ほど、
レシピや答えを探し続けます。
でも現場で見てきた限り、
料理が安定しない原因は
正解を知らないことではありません。
正解に寄りかかろうとすること
そのものにあります。
料理人は「正解」を持っていない
意外に思われるかもしれませんが、
プロの料理人は
「これが絶対に正しい」という答えを
持っていません。
その代わりに見ているのは、
今の状態
さっきとの違い
触った方がいいのか、触らない方がいいのか
料理人が判断しているのは、
正解ではなく状況です。
不安は、料理を触りすぎるサイン
料理中に不安になると、
人は料理を触りすぎます。
味を見る回数が増え、
調整が増え、
手数が増える。
結果として、
料理はどんどん分からなくなっていきます。
でもそれは、
センスがないからではありません。
安定は「見る力」から生まれる
料理が安定するようになると、
やることは増えません。
むしろ、減っていきます。
もう触らなくていい
今は待つだけ
これ以上は足さない
そう判断できるようになると、
料理は自然と落ち着きます。
家庭料理でも、考え方は同じ
家庭料理は、
完璧である必要はありません。
でも、
不安のまま作ると、
料理は疲れるものになります。
「正解かどうか」ではなく、
「今どういう状態か」を見る。
それだけで、
料理はずっと楽になります。
最後に
料理に迷ったとき、
新しいレシピを探す前に、
一度手を止めてみてください。
そして、
「今はどうなっているか」を
見てみる。
もし、
料理の考え方や判断に迷ったときは、
料理人の視点で
テキストでの相談も行っています。
一緒に、
無理のない料理を考えていけたら嬉しいです。