「AIと感性で食を伝える」というテーマに取り組む中で、
最近は“感じるデザイン”という言葉を意識しています。
料理は味覚だけでなく、
香り・音・光・空気など、あらゆる感覚の重なりでできています。
その「重なり」をデザインでどう再現するか。
それが今の僕の挑戦です。
たとえば、
湯気の立ち方ひとつにも「温度」「時間」「人の手」が宿ります。
そこに光が差し、器の影が落ちる瞬間、
その一枚の中に“物語”が生まれる。
僕はそうした“感覚の記憶”を
デザインや映像でどう伝えられるかを日々模索しています。
AIは、技術的な精度を補ってくれる存在ですが、
最後に心を動かすのは“人の目”と“心の温度”。
その両方を大切にしながら、
「伝える」ではなく「感じてもらう」デザインを作りたいと思っています。
これからは、
料理とデザイン、アナログとデジタル、
その境界を越えて「食の表現」を進化させていきます。
次回は、実際の制作例や、
どんな流れで“感じるデザイン”を形にしているのか、
具体的な工程をご紹介します。