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本日は、内装の木製建具についてご説明したいと思います。
内装の木製建具というのは、家の中にある扉のことを言います。
ちなみに、私は、昔建具という言葉がわかりませんでした(;^ω^)
ただ、建具工事というと、玄関ドア、共用部のスチールドアや窓などのサッシも、一括りに建具工事と言ったりします。
内装の場合は、木製建具や内装建具と言うことが多いですね。
今回は、外装ではなく内装建具についてになります。
建具は、通常お客様は、デザインや色を決める程度で納まりやサイズは、請け負う側が一通り考えます。
納め方で商品を安くしたり、施工を簡単にすることができ、費用を抑えることができます。
そういったことにも触れながらご説明したいと思います!
リフォームを始める際大半の方は不安を抱えています。
本当にこの金額が合っているのか?このプランで大丈夫なのか?この商品以外はないのか?
近年は情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、結局のところ自社で依頼してもらう為の集客方法に過ぎません。
リフォームや新築などご不明点やわからない箇所がわからないなど、初歩的なところからプロの方までご相談のっております。
プロの第3者の目によるご相談を受け付けております。
おかげさまで、大変多くのご依頼有難うございます!
木製建具のリフォームってどういうことをするのか
建具のリフォームと聞くと、イメージするのが建具まるごと交換するリフォームではないでしょうか?
フルリフォームなどの場合には、木製建具交換をしますが、普段1か所だけ交換するということはあまりありません。
建付けが悪いなどの補修工事の方がどちらかというと多いです。
建付けが悪いだけで、木製建具本体を交換していたら、お金がいくらあっても足りませんね(-_-;)
建具以外のリフォームや補修についてもご説明していきたいと思います。
建具交換のリフォームはそんなに多くない
先ほども言いましたが実は、建具だけ交換する工事というのは、そんなに多くありません。
そんなことを言うと、この記事を書く意味なくなっちゃいますね(-_-;)
もう少しお付き合いください(笑)
一か所だけの建具交換をするのは色々と問題が多い
そもそも、何故建具交換だけのリフォームがそんなに多くないのか!?
建具は、洋室、トイレ、洗面所、リビングなど様々な箇所に設置されています。
建具の形状はその部屋に合わせて変えてありますが、柄や色は基本統一されています。
もちろん、使用しているメーカーも統一です。
建具を一か所交換するということは、通常既存に合わせて、柄や色を合わせる必要があります。
しかし、新築当時に使用していたメーカーや柄や色を探すのは、結構大変なんです。
資料が残っていなければ、似たような柄からメーカーを割り出さないといけませんし、既に廃盤になっていると似た柄や色を探さなければいけません。
(左が既存の建具、右が新規建具)
上の写真は、左が新築当時の建具で、右が新規に取り付けた建具です。
柄や色をサンプルで色々合わせても、実際設置してみるとかなり違和感がありますね!
同じメーカーの同じ商品があれば問題ないのですが、同じようなものが無く似たような商品で合わせようとしても、上の画像のようにかなり違和感が出てきてしまいます。
また、建具一つ交換するにしても、
・新規建具の商品代
・交換を行う施工費
・既存建具の処分費
建具一つ交換するだけで、それなりの金額が発生してきてしまいます。
商品にもよりますが、ざっくり5万~8万円でしょう。
そのため、単体での建具交換というリフォームはそんなに多くありません。
建具交換は、枠の取付が大変
建具交換で、何より大変なのが、枠材の取付になります。
建具と聞くと、扉だけをイメージしがちですが、もちろん建具の扉を支えたりする枠材も、建具交換に含まれます。
この枠材の取付が建具工事では何よりも大事になります。
枠材は、寸法はもちろん、水平、直角で設置し、ねじれがないように設置しないと、扉が閉まらなかったりと簡単に設置不良になります。
新築と違い、壁は経年劣化で多少傾いていたりもします。
壁が傾いているからと言って、その壁に合わせて建具を設置すればこれまた、扉が閉まらなくなったりと設置不良になります。
そのため、建具を設置する際には、ミリ単位で上下左右、細かく何度も確認しながら調整を行います。
これは、木製建具に限らず、サッシ、玄関ドア、スチールドアなど新規で設置する建具全て、共通して行います。
建具工事は、枠の設置が一番重要で、一番時間がかかる作業です。
建具交換以外の方法で、リフォームをすることが多い
これも冒頭に記載したように、建具が壊れたからと言って、すぐに建具を交換することは、ありません。
まず、建具のどこが壊れたか、原因を確認します。
大体、建付けが悪くなった、扉が破損したといった理由がほとんどですね。
建付けが悪い場合は、丁番と言われる、扉を吊っている金物に原因があります。
その場合は、丁番の調整もしくは、交換をするだけで直ります。
たまに、レバーハンドルが動かなくなったや動きが悪いということもありますが、これも調整や交換で直ることがほとんどです。
扉が破損した場合は、規模にもよりますが、表面の傷程度であれば、リペア屋さんによって表面補修で直ります。
(上記の折戸は、ダイノックシートにて補修)
また、多少の破損であれば、ダイノックシートなどで表面にシートを張ってしまうことも多々あります。
というのも、建具交換の金額を提示すると、金額の高さにびっくりしてしまい、補修で何とかしてほしいという要望になるからです。
補修以外でも、扉だけの交換もある
ただ、あまりに大きい傷になると、先ほど言ったような補修では対応できません。
じゃあ、ついに建具交換か!?となるのですが、その前にもう一つ方法があります。
それは、扉だけの交換です。
扉をメーカーから発注するか、新しい扉を製作し取付るかとなります。
建具交換は何より、枠材の取付が大変です。
しかし、扉だけの交換だけであれば、扉本体さえあれば、工事もすぐに終わります。
ただし、丁番の形状が特殊な場合は、扉を作る前に一度確認をした方がよいでしょう。
建具交換をする時は、どういう時!?
建具交換以外の方法について説明しましたが、じゃあ一体どういう時に建具交換するのか!?
・フルリフォームを行う時
・新規で部屋を作る時
ほぼこの2パターンの時です。
フルリフォームの時は、全体を新しくするので、建具交換をすることは多いです。
もう一つは、新規で壁を造作し、一部屋を二部屋に分けたり、ウォールスクリーンなどの仕切戸を設置する時です。
こちらは、建具交換というよりは、新規建具設置となりますね(^^♪
建具交換や新規建具取付は、上記のような内容のリフォームの時でそこで初めて、建具本体の選定やデザイン、色を検討します。
壁紙のように、一部屋だけ雰囲気を変えたいからと言って建具交換をすることは滅多にありません。
建具は、仕切りとしての役目も果たすため、2部屋分のデザインを兼ねています。
ですので、建具のデザインや色は、部屋だけでなく家全体の雰囲気に合わせて検討したほうが良いです。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、建具の基礎知識として、施工方法についてお話ししました。
少し、専門的なお話をさせていただきましたが、今回の内容は多少難しくても、なんとなくで構いませんので頭に入れておいてほしい内容なんです。
冒頭でも言いましたが、リフォームで建具工事は、施工や商品の上手な選定方法することで金額を安くすることができるからです。
しかし、そうするためには、細かい採寸をして納まりを検討しないといけません。
結構手間が掛かるので、リフォーム会社などは、多少金額が張ってしまっても楽な方法を選ぶことが多いです。
知らないからと言って、言いなりになってしまうと損をすることになります。
リフォームを始める際大半の方は不安を抱えています。
本当にこの金額が合っているのか?このプランで大丈夫なのか?この商品以外はないのか?
近年は情報に溢れています。
相談する場所はいっぱいありますが、結局のところ自社で依頼してもらう為の集客方法に過ぎません。
リフォームや新築などご不明点やわからない箇所がわからないなど、初歩的なところからプロの方までご相談のっております。
プロの第3者の目によるご相談を受け付けております。
おかげさまで、大変多くのご依頼有難うございます!
気になることがある方はお気兼ねなく、お問い合わせフォーム、LINEよりお問い合わせください!
ではでは(‘ω’)ノ