＃つぶやき 002 マスク美人

マスクの下を勝手に想像すると好みの唇と顎があった。だから、マスク美人が多くなる。
マスク顔に慣れてしまったが、同時に何か隠されていないかと新たな疑惑が生まれた。

この時期、会う人の顔に必ずマスクがある。

マスクが顔のパーツになり、その下の唇や顎の存在を忘れつつある。

白から派手やかな色彩に変わっても、素材を変えてもどこか不安が残る。

それは疑惑という不安ではなく、不安定感かもしれない。

その不安定感は相手を見るときに生じる感覚だ。

マスクをしている私はどうだろうか？（お互いなんだが）

不思議なことに、マスクをすると安心感が生まれる。

感染防止ではなく、相手からすべてを見られないという安心感かもしれない。

マスクを外せる日を望んでいる。

でもその時、隠れていた安心感が不安感となって一機に広がるかもしれない。

どうでもいいつぶやきでした。

でも、こういう感性の積み重ねが何処かで役立ちます。

「すぐ役立つものは、すぐ役立たなくなる」

伝説の灘校教師といわれた橋本武氏の言葉です。