今日も引き続きファイナンシャルリテラシーに関わるお話です。
よく、うまい話にはウラがあると言いますよね。
特に投資の世界ではよく聞く言葉です。
ですが、果たして本当に全てがそうでしょうか。
例えば不動産投資。
※あくまで考え方の転換における例え話なので、ここでは立地や利回り等は無視してください。
営業マン:
「このマンション、今買えば年金替わりになりますよ。節税もでき、老後も安心ですよ。数年後値上がりして高く売れますよ。」
お客:
「いや、お得だったら自分で買えよ。売ってる時点で怪しいやん。」
定番の流れですね(笑)
ですが、ここできちんと背景を理解してほしいのです。
前回ブログでも書きましたが、投資に関しては、先立つ「お金」がないと、なかなか取り組むことは難しいです。特に高額商品になればなるほどその傾向は強いです。
マンション自体が本当に良いものであってもその営業マンがお金をもってなければ買えません。
そもそも、不動産会社は売買を繰り返すことで発生する手数料を利益の柱としています。
購入して、数年後に高値で売れるということが確定しているような良い物件でも、投資効率(ROI)が悪いと判断し、自社で保有することはあまりありません。
要はこの例では、「目的が異なる」ということを理解してもらえたらと思います。
金融商品でもそうです。儲かりますよ!という商品、だったらお宅がやれよ。と思うかもしれませんが、ファンドや金融商品を扱う会社は、顧客からお金を集めて、大きな投資益を得て、そこからマージンや手数料をもらうといった「ビジネス」です。まずはこのビジネスモデルを正しく理解することが投資への抵抗感を和らげることにつながると思います。
だからといって「うまい話にはウラがある」。この言葉自体は否定できませんし、実際に詐欺や詐欺まがいの話も横行してます。
そこで、その商品が本物なのか、安心できるのか、
一つの判断材料をお伝えします。それは…
「月の利回り2%」
これです。
月10万円運用なら2千円、100万円なら2万円程度の利益。
月2%の利回りを超えるモノ(中には数十%等)は、一般的きに、投資ではなく、投機(ギャンブル)と思ってください。
絶対に失敗する・騙されているとは言い切れないですが、2%を超えるものはハイリスクと認識してください。
比較的安定的かつしっかりと資産を形成したいという方は、月の利回り2%を基準に商品を考えてみると良いかと思います。
※月2%でも年間に換算すると単純計算で24%です。金融知識のある方や保険の営業マン、銀行マンの方々は、これでも絶対怪しいと言うと思いますが、グローバルな水準では至極当然です。(彼らは彼らの国内商品を売りたいからです。)
以上、投資はあくまでも自己責任です。
それでも、投資に関して抵抗感を感じている方がいらっしゃったら、少しでも価値観の転換に役立てばうれしいです。
次回は海外と日本の保険会社・投資会社のビジネスモデルの違いを書きますね。