2021年振り返り〜初出品から初購入までをリアルに綴る〜(3)

記事
コラム
前回、前々回の続きです。

これは初出品から短期間で初購入を達成し、常軌を逸するスピードでランキングを駆け上がっていく話ではありません。
普通に努力して、普通に試行錯誤して、ようやく初購入に辿り着いて取引を完了させた、というだけの物語です。っていうかメモ書きです。

章立てはこんな感じです。

・ココナラ出品のきっかけ -> 前々回の記事で書きました
・何を出品するか決める -> 前々回の記事で書きました
・どうしてチャットボットを選んだか -> 前々回の記事で書きました
・初出品の手応え -> 前回の記事で書きました
・全然購入されないじゃん… -> 前回の記事で書きました
・お問い合わせからニーズを探る -> 前回の記事で書きました
・そしてLINE Botへ -> 前回の記事で書きました
・それでも売れないので試行錯誤… -> New(新規追加)
・祝!初購入
・継続的改善でより良い出品を目指す

<それでも売れないので試行錯誤>
前回までで、LINE Botのサービスを新たに出品しました。
しかし、それでも売れません。今回の出品に近い問い合わせが複数来ていたから需要はあるはずなのに、何故…?

私は考えました。
アカウントの信用力が足りない…?
この時点で私のアカウントはランク無し。販売実績ゼロです。
私が購入者側だったとしても、依頼するのは躊躇してしまうと思います。
でも、ルールベースのチャットボットもLINE Botも売れない。。

そこで私はさらに考えました。
とりあえず、信用力が低くても購入されるような出品をしてみよう。ココナラは実績を積み上げればランクが上がる。そうしたら改めて検討してもらえるんじゃないか。
そこから再度自分のスキルの棚卸しをしたのですが、やはり良いものは見つかりません。そこで、初心に帰って「作って欲しいと思われているものを作ろう」ということになりました。
そこで、「フルオーダーメイドの開発」「買い切り出品」を開放することにしました。どちらも、私が最初から一貫して避けていたものです。

ですが、兎にも角にも信用力って大事だよね、と自分を説得しながら、それでもまったくのフルオーダーメイドは逆に他の出品者に埋もれて同じ感じになってしまう、、と悩みつつ、ターゲットを絞り込むよう工夫して。以下のような出品をしてみました。
これが9月のこと。対象を「日々の定型作業の自動化」としました。そうすることで自ずと対象が個人ユーザーよりも事業者寄りになって、結果的にLINE Botの購入に繋がるのでは?と考えたからです。

そして、これもダメでした。

まー売れない。閲覧数も悲しいほどに低かったことを覚えています。

これでもまだ絞り込みが足りないのか?と思い、10月にさらに絞り込んで以下のような出品をしました。
ここまでで現在の主力出品が出揃った形になります。
このくらいからポツポツと問い合わせが増えてきます。金額がジャンルの最低価格というのも大きかったかもしれません。急にどうしたのかというと、マーケティングやスモールビジネスの本を読んで「最初はモニター価格や期間限定価格にして実績を作る」というのがあり、それを実践してみた形になります。ここまでの話の流れだと「とにかく売れれば良い」みたいな消極的な感じの流れにも捉えられそうですが、基本的には適正価格で出品したいと考えています。

<祝!初購入>
それは突然でした。
2021年11月。私が最終的に販売したいと考えていた、LINE Botの出品が突如購入されたのです。
先ほど散々悩んで出品した各サービスが1つも売れないうちに。
正直何が何だかわかりませんでした。
足りなかったのはアカウントの信用力ではなく、運だったようです。

とにかく、売れたものは売れたんだから、と自分に言い聞かせ、早速ご要望のヒアリングを行い、足りない機能を追加して、テストして、リリースして人生初めての「正式な納品」を行いました。

何か、こういうの読んでるとここまでのコツコツ努力したことが実を結んで最終的に「やった!売れた!」みたいになる感じを想像するじゃないですか。そんなことは全然無く、唐突に目標を達成した形になりました。嬉しかったですが、びっくりしたという気持ちの方が大きかったように思います。

<継続的改善でより良い出品を目指す>
さてそんなこんなでとにかく初購入が叶い、ランク無しからレギュラーランクになりました。そしてその後、先ほどの新しい出品もぽつりぽつりと問い合わせが来たりご購入頂いたりするようになりました。
2021年で2件、2022年1月の段階でもう2件ご購入頂いています。
完全に順序が逆ですが、少しずつ信用力が上がってきているのかもしれません。
聞いたことは無いので実際どうなのかはわからないですが。

取引を重ねることで少しずつですがお問い合わせへの対応にも慣れ、スムーズに納品できるようになってきました。(詳細は他の記事に書いています)
また、お客様の声を積極的に聞くことで、お取引の中でどのようなところを良いと思ってもらえたのかを教えて頂く等もしています。自分の勉強になるのはもちろんなのですが、実はこれが密かにモチベーションに繋がっていたりもします。

また、LINE Botに関しても2件目のご購入を頂き先日お取引が完了しました。一度目のお取引でいろいろと改修したのでもうそんなにプログラムの改修をする必要は無いんじゃないかと高をくくっていたのですがそんなことは無く。早速大きな改修が2つ、また購入者様の負担を軽減するための簡易管理画面も作成して(これも別記事で詳しく書いています)、さらにサービスとして成長しているのを感じています。

そんなこんなで、初出品〜初購入までせわしなく動いていた2021年でした。2022年も昨年学んだことを活かして、出品者としてどんどん成長していきたいと思っています。よろしくお願い致します。

最後に宣伝。LINE Botやチャットボットにご興味のある方、顧客対応の自動化やコミュニケーションチャネルの拡大をご検討中の事業者の方々、是非ご検討下さい!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
(完)
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