チャネリングを本格的に始めたのは2014年くらいでしょうか。
アカシックレコードなどにも深く入っていくようになった頃、対面セッションでいくつか印象深いエピソードがあります。
お子さんがひどいアトピーでどうにかしてあげたいというお母様からのセッションでした。
どんな方法でもいい、なんとかしてあげたいという強い気持ちを受け取ったお仕事でした。
お子さんは、社会人になったけれどアトピーが悪化してしまって休職しているということ。
ご存知の方も多い通り、アトピーは精神的なストレスが出やすいものですから、環境の変化などで一時的に出たのかも知れません。
色々とご相談は受けましたが、私はお金を支払う人ご本人に向けて生活が良くなるように働きかけることをポロシーにしています。
ですから、お子さんが元気になれるようなお母様の元気を促進するということになったわけです。
まず、ボディケアで全身をほぐしていく際中に右耳周辺の筋肉に違和感がありました。
伺ってみると、「そういえば昔、前の旦那さんに殴られて聞こえなくなった」と伝えてもらいました。
ちょっと驚いたのは、「もう聞こえないのは当たり前になって忘れていた」と言っていたことです。
硬くなった筋肉をほぐして、エネルギーをチャクラ調整しました。
そろそろかなと思って、息子さんのハイヤーセルフからお母さんに望んでいることを聞いて、お母様に伝えました。
するとどうでしょう。息子さんがこんなことを言い出したと伺いました。
「俺のお父さんは生活大丈夫なんだろうか」と。
お母様は現在は経済的にも精神的にも安定した旦那さんと一緒になっています。
つまり、息子さんには新しいお父さんがいるわけですが、彼は長く世話になった新しい父親よりも、血の繋がった父親に興味があったことに驚いた様子でした。
お母様は、あの人は普通に仕事もあるし大病を患っていた人でもないし大丈夫よと。
息子さんの答えに真摯に向き合って答えたところ、息子さんは納得した様子だったそうです。
数ヶ月後、嬉しいご報告がありました。
「聞いてください。初めて今の旦那と息子が、前の旦那のことを穏やかに食事をしながら話したんです。今までこんなことありませんでした。あの空気はとても穏やかでした」
家族といえど人間同士、お互いが傷をえぐらないように、黙っているということはありますが。
何気ない暖かい食事中に正直に語り合えるという安心感には何にも変え難いものがありますよね。
心から、「自分は愛されている」と思える事実。
事実から、「自分は大丈夫」と思える真実。
こう言ったことが幸せの変化に必要なんだなと改めて思い返します。
息子さんのハイヤーセルフつ繋がった言葉を伝えた時、お笠様が何度も読んだとか、読んで泣いたとかいう話を伺った時から、あとは勝手に時が動くだろうとは思っていましたが。
出来る限りスムーズにことが運ぶといいなと思ってチャクラ調整などはしていたと思います。
私は基本、エネルギーを特別に弄りません。
大きな流れを作るときは、出来るだけ精密に基盤を作ることはありますけれども。
私は基本的にエネルギーの大まかな流れを感じる「体感の幸せ」を大切にしてセッションの仕事結果が出るようにしています。
何度もいろんなところで話しているエピソードですが、ここでも伝えた方がいいのでは?とパートナーにも言われましたので、伝えてみました。
これを読んだあなたに、心から安堵できる会話時間が増えることを切に望み、祈ります。