新たな一歩、私らしく寄り添う精神科訪問看護の世界へ

新たな一歩、私らしく寄り添う精神科訪問看護の世界へ

記事
コラム
先月から心機一転、
精神科の訪問看護師として
新たなスタートを切りました。

これまでの人生で積み重ねてきた様々な経験は、
決して一つとして無駄になることはなく、
むしろそのすべてが
今こうして目の前の利用者様に
深く寄り添う温かな気持ちへと
静かに繋がっていることを、
日々の訪問の中で実感しています。

もともと多趣味であったことや、
これまでに多様な出来事を重ねてきたことも、
思いがけず看護の豊かな
引き出しとなってくれました。

音楽の話が好きな方、
園芸に情熱を注いでいる方、
読書を心の支えにしている方など、
利用者様一人ひとりの趣味嗜好や
生活スタイルはさまざまですが

その多様な世界に少しでも寄り添った
心地よい会話ができることは、
関係づくりのうえで大きな助けであり
この仕事の大きな喜びの一つです。

家庭では、
学校での読み聞かせボランティアや
療育への送迎、子どもの定期受診など
育児にまつわる予定が数多くありますが、

それらと訪問看護の仕事とを
無理なく両立できていることも、
今の働き方を選んで良かったと
感じる理由になっています。

もともとフットワークが軽く
少し多動気味な性格だと自覚していましたが、
時間の使い方や動き方に融通のきく
この新しい働き方は、自分の性質に
不思議なほど合致しているようで、
日々を軽やかに、主体的に過ごせています。

もちろん、実際の訪問現場では
「これで本当に良かったのだろうか」と
自問自答し、不安や迷いに駆られる瞬間も
少なくありません。

けれど、その不安や葛藤こそが、
専門職として慢心せずに
一つひとつの訪問と
丁寧に向き合わせてくれているのだと考えると、

「不安を抱えたままで良いのかも」と
静かに自分を肯定し、
受け止められるようになりました。

訪問を重ねる中で
利用者様の表情に笑顔が増えたり、
次の訪問を楽しみにしてくださっていることを
知ったりする瞬間は、
何よりも深いやりがいを感じさせてくれます。

また、同行する先輩看護師の方々の
アプローチ方法は十人十色で
それぞれに異なる関わり方や視点があるからこそ、
その多様さに触れるたびに
毎回新たな学びがあります。

そうした発見の積み重ねが
自分の中の看護の幅を広げ、
この仕事を続けていく上での
何よりの財産になっています。 

まだ始まったばかりで戸惑うこともありますが、
だからこそ今の新鮮な気持ちと
素直な不安を大切にしながら、
利用者様に安心していただける存在を目指して、
一歩ずつ成長していきたいと思っています^^


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