「40代から副業を始めるのって、もう遅いですか?」
そう聞かれることがあります。
「若い人の方が有利なんじゃないかな?」
「今から新しいことを覚えられるかな」
「体力的にも難しい?」
そんなふうに、年齢が気になって一歩踏み出せない人もいると思います。
でも、私自身はどうだったかというと……
45歳で副業を始めたとき、
「40代だから遅い」なんて、考えたことがありませんでした。
別に自信があったわけじゃありません。
「絶対やってやる!」と気持ちだけはありましたが、
根拠のない自信だけが先走っていました。
でも、正直「できるかな?」なんて
考えてる余裕がなかったんです(笑)
パート3つ掛け持ちの生活から
子供の習い事の送迎をきっかけにフリーランスという
時間が自由に使える働き方を選択するしかなかった。
そんな中で、これからどうやって収入を作っていくのか。
不安はありましたが、迷ってる時間はなかった。
そう、その時の私はとにかくやるしかなかったんです。
全てが初めてのことへの挑戦だ!と意気込んでいたけれど、
でも、45歳から副業を始めて3年経った今、思うことがあります。
40代からの副業って、実は「ゼロからのスタート」じゃないということ。
新しく覚えることはあっても、40年以上生きて、働いて、人と関わってきた中で、すでに身につけているものってたくさんあるんです。
ただ、自分ではそれに気づいていないことが多い。
だから今日は、「これから副業を始めてみたいな!」と思っているあなたに
実際に45歳から副業を始めた私が、3年経った今思うことを書いてみます。
45歳。何も持っていないと思っていたけど、実はそうじゃなかった
私が45歳で始めたのは、Webデザインでした。それまでWeb関係の仕事をしていたわけではありません。
介護福祉士として働いたり、スイミングコーチをしたり。パソコンを使ってバリバリ仕事をしてきた人でもありませんでした。
だから当時の私は、
Webの世界では、ほぼゼロからのスタート。そんな感覚でした。
勉強する。作ってみる。応募する。分からなかったら調べる。目の前にあることを一つずつやっていきました。
そうして動いていく中で、
「あれ?今までやってきたこと、意外と使えるやん」と少しずつ気づいていったんです。
でも今振り返ると、Webの知識はゼロでも、私自身がゼロだったわけではなかったんですよね。
それまでの仕事や子育て、人との関わりの中で身につけてきたものがたくさんあったんです。
ただ私は最初、それが副業にも使える「自分の資産」だとは気づいていませんでした。
もちろん、うまくいかないこともいっぱいありました。
仕事が欲しくて、SNSで100件くらい営業DMを送ったこともありました。
でも、返信は2〜3通。
「こんなDM送ってくるな!」と怒られたこともあります。
初めてお客さんとZoomで話したときには、無料版の時間制限をちゃんと分かっていなくて、話の途中、40分でブチッ。
Zoom終了(笑)
仕事の取り方も分からない。営業も分からない。SNSも分からない。Zoomすら怪しい。今考えたら、「そら失敗するわ!」と思うことがいっぱいあります。
こうやって書くと、「やっぱり、とにかく行動せなあかんのか……」と、ちょっとしんどく感じる人もいるかもしれません。
でも、今の私はいきなり大きなことをしなくてもいいと思っています。だって、一回失敗したら、「これはアカンのか」と学べるんです。
じゃあ、次はどうする?
違う方法をやってみる。また失敗したら、また考える。そうやって人は成長していける。
小さくやってみたら、始める前には見えなかった「次」が見えてきます。
私自身、できるから始めたんじゃなくて、始めたからできることが増えていったんです。
これは45歳から副業を始めた私が、一番実感していることかもしれません。
始めてみて気づいた。「今までの経験、使えるやん」
そんな無我夢中で動いていた私も、少しずつ人との繋がりができ、オンラインでの世界観にも慣れてきて、40年以上生きてきた中で身につけたものが、いろんなところで役に立ちました。
介護福祉士として、人の話をたくさん聞いてきたこと。スイミングコーチとして、できないことをどう伝えたらできるようになるのか考えてきたこと。
子育てで、思い通りにならないことを山ほど経験してきたこと(笑)いろんな職場で、いろんな人と関わってきたこと。
一見、Webデザインとは関係ありません。
でも実際に仕事を始めると、相手の話を聞く。何を求めているのか考える。分かりやすく伝える。相手の立場に立って考える。約束を守る。
こういうことが、めちゃくちゃ大事でした。
そしてWebデザインを学ぶ仲間の相談に乗っているうちに、「私、人の話を聞いたり、その人が一歩踏み出せるように背中を押したりする方が向いてるかも」と気づきました。
そこから始めたコーチング講座では、4ヶ月で100万円を達成。45歳の私には、まったく想像していなかった未来です。
もちろん、「40代だから若い人より有利!」とは思いません。若い人の方が得意なことだって、たくさんあります。
でも、40年以上生きてきた中で身につけたものは、間違いなくある。
ただ厄介なのが
自分では、それを「強み」だと思っていないことが多いということです。
自分の強みって、自分が一番気づきにくい
私にとって、人の話を聞くこと。
相手の気持ちを考えること。分かるように伝えること。これらは長年当たり前にやってきたことだったので、「これが私の強みです!」なんて思っていませんでした。
自分にとって普通にできることって、
「これくらい、みんなできるやろ」と思ってしまうんですよね。
でも、第三者から見ると、
「いや、それ普通にできることちゃうで!」ということが結構あります。
これまで人の相談に乗っていても、
「私には何もないんです」「得意なことなんて分かりません」と言っていた人が、話を聞いていくうちに、「え?これも強みになるんですか?」と気づくことがあります。
40代から副業を考えるなら、新しいスキルを身につけることももちろん大事。
でもその前に一度、「私、今まで何やってきたんやろ?」と棚卸ししてみてもいいと思います。
仕事だけじゃありません。
子育ても、人間関係も、趣味も、これまで乗り越えてきたことも。その中に、これからの仕事に使えるものが隠れているかもしれません。
40代の副業については、以前こんな記事も書きました。
若い人と同じ土俵で、同じように頑張らなくていい。まずは、自分がすでに持っているものに目を向けてみる。
それも40代から副業を始める一つの方法だと思っています。
一人では自分の強みが分からない人へ
とはいえ「棚卸ししてみよう!」と言われても、「いや、それが分からんねん!」となりますよね(笑)
そんなときは、一人で答えを出そうとしなくても大丈夫です。自分では何でもないと思っていた経験が、人と話しているうちに、
「それって、すごい経験やったんや」
「私、こんなこと得意やったんや」と見えてくることがあります。
私もココナラで、40代からの女性のモヤモヤや「これからどうしたい?」を一緒に整理する相談をしています。
「副業したいけど、私に何ができるか分からない」
「これまでの経験で、仕事に活かせるものってあるんかな?」
そんな状態からでも大丈夫です。
あなたにとっては当たり前すぎて見えていないものを、一緒に探してみませんか?
「遅いかどうか」って、始める前には分からない
私は45歳のとき、「もう遅いかな?」とは考えませんでした。
でも今、「40代から副業を始めても遅くないですか?」と聞かれたら、「まず、ちょっとやってみたら?」と答えると思います。
向いているかどうか。楽しいと思えるかどうか。仕事になるかどうか。今までのどんな経験が役に立つのか。
これは、考えているだけではなかなか分かりません。
私だって、Webデザインを始めたときに、
「この経験からコーチングを始めて、コミュニティまで作ることになる」なんて想像していませんでした。
最初に思い描いた道とは、ずいぶん違うところに来ています(笑)
でも、それでいいと思うんです。
始めたら、見える景色が変わる。
人と出会ったら、また選択肢が増える。
やってみて違うと思ったら、方向を変えればいい。
最初から正解の道を選ばなくてもいい。
これも40代になった今だから思えることなのかもしれません。
ただ、始めることより「続けること」の方が難しかった
そして、副業を始めてから私が感じたのは、
始めることより、続けることの方が難しいということでした。
「全然仕事取れへん」「これで合ってるんかな」「周りはどんどん進んでるのに」そんな時期もあります。
しかも40代になると、副業だけに時間を使える人ばかりじゃありません。
仕事もある。家事もある。子育てもある。
私も3人の子どもを育てながらやってきました。
だからこそ思います。一人で全部頑張らなくていい。
分からないことを聞ける人がいる。同じように頑張っている人がいる。
「今日はこれやるで!」と言える場所がある。
それだけでも、続けやすさは全然違います。
このことについては、以前こちらの記事にも書きました。
「やってみたい」を、本当に「やってみる」場所
そんな自分自身の経験もあって、
今私はクリエイターコミュニティ「やってみラボ」を運営しています。
デザイナー・ライター・コーダーなど、これから仕事を増やしていきたいクリエイターさんたちが集まる場所です。
一緒に作業したり、目標を決めたり、ゲストを呼んでセミナーをしたり、バナーコンペに挑戦したり、困ったときには相談したり。
私がこの場所で大切にしているのは、
「できる人だけが集まる場所」にしないこと。
やってみたい。でも一人では、なかなか動けない。そんな人が、「やってみたい」を「やってみる」に変えられる場所。
それが、やってみラボです。
もしすでにデザインやライティング、コーディングなどを学び始めている、もしくはやってみたいと、ちょっと興味はあるけど
「一人で始めて、頑張り続けるのちょっと不安」と感じているなら、
気軽にメッセージでご相談ください。
年齢を一回、横に置いてみたら?
もし今、「もう40代やしなぁ」「今さら始めてもなぁ」と思っているなら。一回だけ、年齢を横に置いて考えてみてほしいんです。
年齢を気にしなくていいとしたら、本当は何をやってみたいですか?
Webデザインをやってみたい。文章を書いてみたい。自分の経験を誰かの役に立ててみたい。小さくても、自分でお金を稼いでみたい。何でもいいと思います。
そして、
「新しく何を身につけなきゃいけない?」と考える前に、「私、今まで何やってきたっけ?」も一緒に考えてみてください。
仕事。子育て。人間関係。趣味。失敗したこと。乗り越えてきたこと。
40年以上生きてきたんやから、何にもないわけがない。
自分ではまだ「仕事になるもの」と気づいていないだけかもしれません。
そこに新しいスキルを一つ足したら、何ができるのか。ちょっと試してみる。
違ったら、「なんか違ったわ!」でいい(笑)
また次を試せばいい。
「もう遅いかな」と考え続けるより、
今まで持っているものを使って、ちょっとやってみる。
その方が、これからの人生おもしろくなるんじゃないかなと思っています。
そして、「じゃあ、45歳のたーたんは実際に何から始めたん?」と思った方へ。
次は、私が副業を始めた頃を振り返りながら、
▶︎ 「40代から副業を始めた私が、最初にやったこと◯選」
みたいな記事も書いてみようと思います。
45歳、Webの仕事経験ゼロ。
そんな私が最初に何をしたのか。
失敗も含めて、リアルに書きます(笑)
お楽しみに!