刺激の強い愛と刺激の弱い愛

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目に見えない愛や動機を認識することが大切


前回、

ジムとデラは、役に立たなくなってしまったもの(結果)に目を向けたのではなく、パートナーの「プレゼントしたい」という、目に見えない気持ち(動機、愛)を認知できたので、お互いに微笑みあえました。

親子関係においても「お金をかけた、上手にできた」などの目に見える結果に目を向けると同時に、「相手の幸せを願っている。相手の喜ぶ顔が見たい」という目に見えない動機や愛を認識することが大切。

などと、書かせていただいたのですが…

刺激の強い愛と刺激の弱い愛

「目に見えない動機や愛を常に認識する」って、意外と難しいですよね…
やはり、どうしても、目に見える結果のほうに目が行ってしまいがちです。

では、なぜ、
目に見えない愛や気持ちに意識を向けるのが難しいのかというと、

「目に見えるものは、刺激が強く、目に見えないものは、刺激が弱い」
からではないかと思っております。
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永遠の愛、無条件の愛、見返りを求めない愛

しかし、目に見えないものに意識が向いてばかりいると、
親子関係だけでなく、様々な人間関係で、ストレスを感じるようになってしまいます。

それがなぜかというと、
「目に見えない、刺激の弱い愛にこそ、永遠、無条件、無償、見返りを求めないなどの要素が含まれているから」
だと思っております。

つまり、「目に見える愛情は、とかく一時的であり、見返りを求めたり、条件付きになってしまう、刹那的で、虚しさの伴う愛になりがちだから」です。
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目に見える愛は一時的、条件付き、刹那的

なので、
目に見えないものを認知できるほど、心は平和になりますし、安定する。
それは、潜在的な心の安定感や信頼の土台にもなります。

一方、逆に、そのような「目に見えない永遠的で無条件的な愛」を感じられない生活を続けていると、
依存症的な方向に進んでしまうように感じております。
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依存症の原因にも?

つまり、
恋愛依存、性愛依存、過食、買い物依存、アルコール依存などの依存症になってしまうのは、
目に見えない刺激の弱い愛を認知することができていないからではないかと…。

目に見えない刺激の弱い愛で心を満たす経験がないと、
慢性的に心が不安定になってしまうから…
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目に見えない愛表現できるのは大人だけ


また、子どもは基本的に、目に見えない気持ちを言葉で表現できませんので、
親(大人)こそが、目に見えない、刺激の弱い愛情を、言葉で伝えないといけないのですが、
それも、また簡単ではないですよね…  


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