障害対応で初動で大事なのは全バックアップ

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IT・テクノロジー
そんなのは当たり前だと思うでしょうが、システム障害がおきると、どんなに優秀なシステムエンジニアでも平常心ではいられないんです。普段なら絶対にしないことします。たとえば全バックアップが終わるのを待てないんです。または、全バックアップが不完全なまま、システムの修復作業に取り掛かってしまう。そういうことをしてしまうです。
システム障害は一刻も早く解決し、サービスを再開させることを求められます。しかし、もっと大事なのは、これ以上状況を悪くしないことです。だから、全バックアップは確実にやっておく必要があります。これからどんな状況になるか、わからないときに最悪の状況を想定して行動ができないようでは、復旧できるものも復旧できなくなります。
初動で全バックアップが大事だというのにはもう一つ理由があります。緊急事態で皆が浮ついているいるときに、慣れている作業を確実にこなすことで、落ち着きを取り戻せるからです。平常心で最悪の状況に備えてこそ復旧作業ができるのです。

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