夜のサロン。
施術を終えたお客様を見送ったあと、
美咲は、鏡の前に並ぶ小さなキャンドルを見つめていた。
その灯りの向こうに、やさしい時間が流れている。
けれど——ふと胸の中に、小さな迷いが浮かぶ。
「撮影したPR動画もあるし、SNSにも投稿してる。
それでも……“伝えきれてない気がする”んです。」
静かな声でこぼしたその瞬間、
ドアのベルがひとつ、やわらかく鳴った。
カラン……。
ミルクティー色の髪をした男が、月の光を背に立っていた。
彼の名はレイン。ヴァンパイア探偵と呼ばれている。
「おや。
あなたのサロン、いい香りがしますね。」
「ありがとうございます。
でも……香りや雰囲気って、動画でどう伝えればいいのか難しくて。」
レインは微笑を浮かべながら、カップの紅茶をゆっくり回した。
「撮影した映像、きっと素敵なんでしょうね。
けれど――それを“補う物語”があると、もっと届くんです。」
「補う……物語?」
「うん。
動画で“見せる”世界があるなら、物語では“感じてもらう”世界を描く。
どんな想いでこのサロンをつくったのか、
どんなお客様に“また来たい”と思ってもらいたいのか。
それを、やさしい声と余韻で紡ぐんですよ。」
美咲は少し考え込んだあと、ゆっくりとうなずいた。
「なるほど……。
映像が“光”なら、物語は“香り”みたいなものですね。」
レインは笑って、静かに答えた。
「そう。香りは記憶に残る。
あなたのサロンも、そんな“記憶に残る映像”を届ければいい。」
サロンの世界観を、
やさしく上品に伝えるストーリー動画を制作しています。
撮影したPR映像や写真とあわせて、
“想い”や“空気”を物語として補完することで、
お客様の心に残るブランド表現を叶えます。
“撮影した動画”の先にある、もう一歩深い物語を。
美しさを“映す”だけでなく、“感じてもらう”ための映像を。