指導者の怒り

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高校野球の監督、コーチはミスをしたらすぐに怒ったり、指摘するような感じがします。そして、選手は言われたことに対して、「はい」「はい」「はい」しか言いません。また他の選手がミスしたら怒ったり、指摘して・・・の繰り返しです。
 もっと寛容にみてもいいのではないかと思います。でないと、選手はエラーしないように、ミスしないように、エラー、ミスすると怒られると思い、萎縮して消極的なプレーばかりになります。悪循環です。選手にも良くないですし、チームにもよくありません。
 アメリカの選手は伸び伸びとプレーをして、想像もつかないプレーをたくさんします。日本の選手はエラーを怖がったり、怒られたりするのを怖がって、ダイナミックなプレーができないように感じます。
 日本の選手にスーパースターが現れないのは、このような要因が関係してきていると自分は感じます。(スーパースターの出現を望んでいるのではなく、スーパースターになれるような選手の可能性を減らしているのではないかと危惧しています。)
 もっと、選手達に伸び伸びとプレーさせて良いと思います。前に述べた、選手一人ひとりの個性がなく、みんな一緒に見えるのもこれが原因だと感じます。
 それなら、エラーやミスをほったらかしておいて良いのかと思われますが、選手たちはエラー、ミスをしたくてしてるわけではありません。選手たちは、内心では反省、悔しく思っています。自主的に、次はエラー、ミスをなくすようにさせることが必要です。
 単純に、エラー、ミスしたら、レギュラーから外したり、試合にでる機会を減らしたり、すればいいと思います。もちろん、永久に試合に出さなかったり、練習に参加させないわけではありません。チャンスはみんな平等に与えるが、その中で結果を残した選手を試合で使えばいい、エラー、ミスが多い選手は試合に出さなければいい、ただそれだけです。怒ったり、指摘したり、しまいには体罰まがいなことをする必要はないのです。そうすれば、選手は悔しがって、自主的に自然と練習します。

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