重要事項説明書で読み飛ばされやすい3つの項目

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法律・税務・士業全般
重要事項説明書は、契約前に宅地建物取引士が買主に説明する書類です。ページ数が多く、説明も1時間ほどかかるため、聞いているうちに頭に入らなくなる方も少なくありません。ここでは、聞き流してしまいやすいものの、あとで困ることにつながりやすい項目を3つ紹介します。

1つ目は、私道の負担です。前面の道路が私道の場合、持分を持っているか、持っていないなら通行や掘削の承諾があるかで、建て替えや水道工事のしやすさが変わります。重要事項説明書の私道に関する欄は短いので、持分と承諾書の有無を担当者に聞いておくと安心です。

2つ目は、告知事項です。雨漏りや給排水の不具合、過去の事故など、売主が知っている事実が書かれる欄です。ここに書かれた内容は、契約後に「聞いていない」とは言えなくなります。修理済みと書かれていても、いつ、どこを、誰が直したのかまで確かめておくと、引き渡し後の判断がしやすくなります。

3つ目は、契約不適合責任の扱いです。中古住宅では、売主が個人の場合に責任を負わない特約や、期間を3か月などに限る特約が付くことがあります。免責の特約がある場合は、付帯設備表と告知書の内容がそのまま引き渡しの基準になるので、設備の不具合の欄まで読んでおきたいところです。

重要事項説明書は、聞くだけでなく、事前にもらって読んでおくと質問がしやすくなります。物件を検討している段階なら、販売図面と公開情報から確かめたい点を整理する物件診断のサービスもご用意しています。
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