「ChatGPTに頼むと、私の言葉じゃなくなる」。この悩みに、どこまで答えられるのか。フェイシャルエステの「サロンA」を例に、最初から最後まで試してみました。
※サロンAは、説明のために設定した例です。実在のお店・お客様ではありません。
■ サロンAの設定
・フェイシャルエステ。オーナー1人のお店
・お客様の呼び方は「〇〇さん」
・絵文字は🌸と😊をよく使う
・口ぐせは「ゆるっと続けましょう」
・フォローLINEは、施術の日の夜に送る
■ ステップ1:10の質問で、お店の言葉を集める
呼び方・絵文字・口ぐせ・いつも書くこと・送るタイミング・「言わないこと」などを、10の質問で聞きました。いちばん役に立ったのは、「ふだん送っているLINEから個人情報を外して、1〜2通用意してもらう」質問です。ルールを言葉で聞くより、実物の1通のほうが、お店らしさがよく伝わります。
■ ステップ2:質問の答えから、ずれが2つ見つかった
1つ目は、タイミングのずれです。「当日の夜に送る」と答えているのに、実際のLINEは「昨日は」で始まっていました。どちらに合わせるかを、お店に確かめる必要があります。
2つ目は、効果の約束です。「化粧水を重ねるだけで、お肌が見違えますよ」という口ぐせがありました。お店の雰囲気は残しつつ、「おうちでは、いつもの化粧水を無理のない範囲で重ねてみてくださいね。次回、お肌の様子を一緒に確認しましょう」のような案内の形に変えることを、先にお伝えしました。
お店の言葉を残すことと、言い切りを避けることは、ぶつかることがあります。どちらも大切なので、決める前に必ずお店に確かめます。
■ ステップ3:ルールを書いて、ChatGPTに覚えさせる
「〇〇さんで呼ぶ」「『!』は1通に1個まで」「悪くなったことを伝える文には絵文字を使わない」など、お店の言葉づかいをルールにまとめました。それを、ChatGPTのプロジェクトに入れておきます。
■ ステップ4:別の検証用AIで、4つの場面を試す
ここが、いちばん大事にしているところです。作成に使った会話とは別の検証用AIに、納品用ファイルだけを読ませて、4つの場面で下書きを作らせました。
1. ふつうの日:呼び方・絵文字・口ぐせが、お店のとおりに出るか
2. 架空の個人情報を入れたテスト:フルネームや持病を、本文へ出さず注意を返せるか
※これは架空データだけで行った確認です。実際のお客様の情報は、AIへ入れる前に外します。
3. お肌の調子がよくなかった日:明るすぎる文にならず、先に受け止められるか
4. メモが足りない日:足りない所を作り話で埋めず、「ここが足りません」と知らせられるか
4場面とも大きな崩れはありませんでしたが、小さな癖が見つかりました。これはChatGPT本体の動作保証ではなく、指示の抜けや癖を見つけるための確認です。「夜、洗顔のあとに」のように、場面が2つ重なって読みにくくなる癖です。ルールに1行足して、もう一度試して直しました。
■ やってみて分かったこと
・お店らしさは、ルールの説明より「実際の1通」から伝わる
・お店の言葉と、言い切りを避けることは、ぶつかることがある。決める前に確かめる
・納品用ファイルだけを読ませた別テストでも、指示の抜けや癖を確かめる
・最後に送るのは人。AIは下書きまで
□ ふだん送っているLINEから個人情報を外して、1〜2通用意した
□ 呼び方・絵文字・口ぐせを書き出した
□ 「言わないこと」を決めた
□ ふつうの日以外の場面(調子がよくない日・メモが足りない日)でも試した
□ 送る前に、自分の目で読んでいる
この記事のステップ1〜4を、あなたのお店の言葉で行うのが、このサービスです。
記事のステップ4のように、架空のお客様のメモを使った動作確認も、サービスの中で行います。
■ お渡しするもの(30,000円・お届け予定7日)
・ChatGPTのプロジェクトに貼る指示文
・お店の言葉づかいルール
・フォローLINEの型と見本
・画面の順番どおりの設定手順書
■ 設定と確認に含まれること
・10個の質問で、お店の言葉を集めるところから一緒に進めます
・架空のお客様のメモを使った動作確認
・ココナラのビデオチャットで、設定と動作を一緒に確認
・お渡し前の修正は基本1回
・お渡しから14日間、トークルームでのご質問
設定後は、個人情報を外した施術メモから、お店の言葉づかいに近い下書きを作れます。送る前に読み、必要なところを直すのは、これまでどおりお店の方です。
まずは1通で試してみたい方には、フォローLINE1通を整えるお試し(3,000円)もあります。