施術のメモをChatGPTに貼って、フォローLINEの下書きを作る。便利ですが、そのメモにお客様のお名前や体の状態が入っていたら、少し立ち止まりたいところです。
総務事務として約7年、勤務先でプライバシーマークに沿った書類・個人情報の管理や、審査書類の準備を担当してきた経験から、サロンで確認しておきたいことを3つにまとめました。
■ 1. AIに必要のないお客様情報は、入力前に外す
名前を「Aさん」に変えるだけでは、予約日時・施術内容・体の状態の組み合わせで、誰のことか分かる場合があります。下書きに必要のない名前・連絡先・病名・細かな施術記録は、入力前に外します。迷う情報は入れません。
■ 2. ChatGPTのデータ設定と利用条件を確認する
個人向けChatGPTには、「設定→データコントロール→すべての人のためにモデルを改善する」という項目があります。オフにすると、新しく始める会話はモデルの改善に使われません。ただし、会話の保存や履歴とは別の設定です。使うプランやサービスの利用規約・プライバシーポリシーも確認します。
■ 3. お店の「入れないもの」を決める
スタッフが複数いるお店では、「氏名・電話番号・病名・個人が分かる施術記録は入れない」など、短い決まりを共有しておくと迷いにくくなります。お店で決めている利用目的や、お客様への説明・同意の範囲も確認します。
個人情報保護委員会は、2023年6月に生成AIサービスへ個人情報を入力するときの注意を公表しています。大切なのは、名前だけを置きかえることではありません。必要のない情報を入力前に外し、利用目的・お客様への説明や同意・使うサービスの条件を確認することです。
※この記事は一般的な注意点のご紹介で、法律相談ではありません。
□ 必要のない氏名・連絡先・体の状態・病名を入力していない
□ 組み合わせると個人が分かる情報が残っていない
□ ChatGPTのデータ設定と利用条件を確認した
□ お店の利用目的・説明・同意の範囲を確認した
□ お店の「入れないもの」を決めた
お客様の情報を外す使い方まで含めて、お店の言葉でフォローLINEを下書きできるようChatGPTを整えるサービスをしています。