『アクセプト・エイジングという考え方』

『アクセプト・エイジングという考え方』

記事
コラム
「アンチエイジング」という言葉を、よく耳にします。

若さを保つこと。
老化を防ぐこと。
少しでも若く見せること。

もちろん、それも一つの考え方だと思います。

でも、私は「アンチ」という言葉に、少し違和感を持つようになりました。
年齢を重ねることは、誰にとっても自然なことだからです。

そこで私は、
『アクセプト・エイジング(Accept Aging)』
という考え方を大切にしています。

これは、老化を諦めるという意味ではありません。むしろ、
”年齢を重ねることを自然なものとして受け入れ、そのうえで、今の自分の身体をより良い状態に整えていく。”

そんな考え方です。

『年齢を重ねれば、身体は変わる』

私自身、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師として、長年、多くの方の身体を見てきました。

年齢とともに、
・筋力が落ちてきた
・身体が硬くなった
・姿勢が悪くなった
・疲れが取れにくくなった
・以前より歩くのが大変になった
・鏡を見ると体型が変わったと感じる
こうした変化を感じる方は少なくありません。

しかし、これらを単純に「年齢のせい」と片付けてしまう必要もありません。
筋肉、関節、姿勢、運動習慣、睡眠、食事など、さまざまな要素が関係しています。
だからこそ、年齢だけを敵にするのではなく、
「今の自分の身体を知ること」
が大切なのだと思います。

『若さを取り戻すのではなく、今の身体を育てる』

アクセプト・エイジングでは、
「20代の身体に戻ろう」
とは考えません。

40代には40代の身体があります。
50代には50代の身体があります。
60代には60代の身体があります。

その身体を否定するのではなく、
”今の自分にできることを積み重ねていく。”

適度に身体を動かす。
筋肉を維持する。
食事を整える。
睡眠を大切にする。
姿勢を意識する。
必要であれば、専門家の力を借りる。

そうした積み重ねによって、年齢を重ねても「自分らしく動ける身体」を目指していく。

それが私の考えるアクセプト・エイジングです。

『美しさも「若く見えること」だけではない』

そして、もう一つ大切にしたいのが「美しさ」です。
私は、「痩せることと、美しい身体になることは同じではない」
と考えています。

体重だけでは、人の身体の印象は決まりません。
骨格、筋肉、脂肪のつき方、姿勢、身体の使い方。
こうしたものが組み合わさって、全体的なシルエットが作られます。

だからこそ、年齢を重ねた身体にも、その人なりの美しさがあります。
若さだけを基準にするのではなく、
「健康で、動きやすく、姿勢が整い、自分らしい身体であること。」
私は、そこにも十分な「美しさ」があると思っています。

『年齢を重ねることを、前向きに』

老化を止めることはできません。
でも、「どう年齢を重ねるか」は、
自分自身で考えることができます。

無理に若返ろうとするのではなく、
今の身体を知る。
できることを続ける。
身体を大切にする。
そして、年齢を重ねることそのものを否定しない。

それが、
『Accept Aging――アクセプト・エイジング。』
私がこれから皆さんと一緒に考えていきたいテーマです。

このブログでは、鍼灸・あん摩マッサージ・姿勢・運動・筋肉・身体の変化などを通して、「年齢を重ねても、健康で美しく、自分らしく生きるためにはどうすればいいのか」を、私自身の経験や考察も交えながら発信していきたいと思います。

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