「なるほどね」と言ってもらうために――私の論文作成法

「なるほどね」と言ってもらうために――私の論文作成法

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長年、大学で研究と教育に携わってきました。今回は、私が論文を書くときの手順をご紹介します。

■まず「何を言いたいか」を決める
最初に、結論を言語化してみます。論文で一番伝えたいことは何か。それを一文で言えるところまで絞り込みます。結論が見えてきたら、題目の候補も考え始めます。(結論を探すのが日常の研究活動となります。)

■「なるほどね」への道筋を描く
次に、会ったこともない人たちに、その結論を「なるほどね」と納得してもらうための話の流れを考えます。読者は私の頭の中を知りません。どんな前提から始め、どの順番で根拠を示せば、自然に結論へたどり着いてもらえるか。読者の立場に立って、構成と論理を組み立てます。

■とりあえず最後まで書き上げ、推敲する
完璧を目指さず、とりあえず最後まで書き上げます。粗くてもよいので、まずは全体を形にすることが大切です。それから推敲です。少し時間を置いて読み返すと、わかりにくい表現に気づきやすくなります。ただ、自分の文章の癖や思い込みには、自分ではなかなか気づけないものです。

■第三者に読んでもらう
自分で直せるところを直したら、友人の研究者に読んでもらい、コメントをもらいます。自分では当たり前だと思っていたことが、他人には伝わっていない。そうした発見は、一人ではなかなか得られません。

■私の校正サービスがお役に立てるところ
身近に原稿を読んでくれる人がいるとは限りません。そこでお役に立てるのが、私の校正サービスです。お手伝いできるのは、主に二つの段階です。一つは「推敲の段階」で、誤字や文法、わかりにくい表現を整えます。もう一つは「第三者が読む段階」です。結論が読者に伝わる構成になっているか、論理に飛躍がないかといった点にコメントいたします。どちらか一方だけのご依頼も歓迎します。

■修正を繰り返して完成へ
コメントをもとに修正し、また読み返す。この繰り返しを経て、論文は少しずつ完成へ向かいます。

■見知らぬ読者との対話
論文を書くことは、「見知らぬ読者との対話」だと私は考えています。その対話の相手として、どうぞお気軽にご相談ください。
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