ホームページを作ったものの、しばらく更新できていない。そんな経験はありませんか?
「更新したほうがいいとは思っているけれど、時間がない」
「何を載せればいいのかわからない」
「最初は頑張っていたけれど、いつの間にか止まってしまった」
小さな会社やお店では、日々の仕事をこなしながらホームページを管理するのは簡単ではありません。
専任の担当者がいなければ、どうしても後回しになりがちです。
ただし、ホームページは毎日更新しなければならないものではありません。
大切なのは、更新回数を増やすことよりも、必要な情報を正しく伝え、無理なく運用できる状態を作ることです。
今回は、ホームページの更新が続かない理由と、小さな会社・お店でも取り組みやすい運用のコツをご紹介します。
1. ホームページの更新が続かないのはなぜ?
ホームページの更新が止まってしまう背景には、いくつかの共通した理由があります。
① 日々の業務が忙しく、時間を確保できない
小さな会社やお店では、経営者自身が接客や営業、事務作業などを兼ねていることも珍しくありません。
ホームページの更新は緊急性が低く感じられやすく、目の前の仕事を優先するうちに後回しになってしまいます。
② 更新するネタが思いつかない
「ブログには何を書けばいいのだろう?」
「毎回、新しいお知らせがあるわけではないし……」
このように、更新する内容が見つからず、手が止まってしまうケースもあります。
特に、ホームページの更新を「新しい記事を書くこと」と考えていると、負担が大きくなりがちです。
③ 更新する担当者が決まっていない
「時間がある人が更新する」という運用では、誰も手をつけないまま時間が過ぎてしまうことがあります。
担当者が決まっていても、通常業務が忙しくなると、更新作業まで手が回らない場合もあるでしょう。
④ 更新方法がわからない・操作が難しい
ホームページの管理画面に慣れていないと、簡単な文章の修正でも時間がかかります。
「間違えて表示を崩してしまったらどうしよう」と不安になり、更新を避けてしまうこともあります。
⑤ 更新しても効果がわからない
時間をかけて記事を書いても、問い合わせや売上がすぐに増えるとは限りません。
成果が見えないと、「更新しても意味がないのでは?」と感じてしまうことがあります。
こうした理由が重なると、更新が負担になり、いつの間にかホームページを開く機会自体が減ってしまいます。
2. そもそも、どのくらいの頻度で更新すればいい?
「ホームページは毎日更新したほうがいい」
「ブログを定期的に書かないと検索順位が下がる」
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、すべてのホームページに決まった更新頻度が必要なわけではありません。
例えば、飲食店なら季節限定メニューや営業時間の変更、美容室なら新しいスタイルやキャンペーン、工務店なら施工事例の追加など、業種によって発信できる情報は異なります。
新しい情報が頻繁に発生するお店もあれば、サービス内容があまり変わらない会社もあるでしょう。
また、SEO(検索エンジン最適化)の面でも、単に更新回数を増やせば検索順位が上がるわけではありません。
重要なのは、訪問者にとって役立つ情報が掲載されているか、内容が正確であるかという点です。
例えば、数か月更新していないホームページでも、営業時間やサービス内容、料金、問い合わせ先などが正しく掲載されていれば、訪問者に必要な情報を届けられます。
反対に、毎週ブログを更新していても、基本的な情報が古いままでは、お客様を困らせてしまうかもしれません。
更新すること自体を目的にせず、必要な情報を必要なタイミングで届ける。
まずは、この考え方を大切にしましょう。
なお、WordPress(ワードプレス)などで作られたホームページでは、記事や掲載情報の更新とは別に、システムの保守管理が必要になる場合があります。
3. 更新するなら、まずは掲載情報の確認から
ホームページの更新というと、新しい記事やお知らせの投稿を思い浮かべるかもしれません。
しかし、まず優先したいのは、すでに掲載している情報が正しいか確認することです。
特に、次のような情報は定期的に見直しておきたいところです。
・営業時間・定休日: 現在の営業状況と一致しているか
・料金・メニュー: 古い価格や終了したサービスが残っていないか
・商品・サービス内容: 現在提供している内容が正しく伝わるか
・スタッフ・会社情報: 退職したスタッフや古い情報が残っていないか
・問い合わせ先: 電話番号やメールアドレスが正しいか
・予約・問い合わせフォーム: 問題なく送信できるか
例えば、営業時間や料金が古いままでは、ホームページを見て来店したお客様との間で行き違いが生じるかもしれません。
また、問い合わせフォームが正常に動いていなければ、せっかく興味を持ってくれたお客様からの連絡を受け取れない可能性もあります。
新しい情報を増やすことも大切ですが、まずは今ある情報を正しい状態に保つことから始めましょう。
4. 無理なく更新を続けるための5つのコツ
それでは、忙しい小さな会社やお店でも取り組みやすい方法を5つご紹介します。
① 更新する内容をあらかじめ決めておく
更新のたびに「何を書こう?」と考えるのは、意外と負担になるものです。
そこで、あらかじめ更新する内容をいくつか決めておくと、取り組みやすくなります。
例えば、次のような内容です。
・飲食店: 季節限定メニュー、新商品の紹介、営業日のお知らせ
・美容室: ヘアスタイルの紹介、季節に合わせたヘアケア情報
・工務店: 施工事例、工事の様子、住まいのお手入れ情報
・士業・専門サービス: よくある相談、サービス内容の説明、制度変更のお知らせ
特別なニュースがなくても、普段の仕事の中には発信できる情報があるものです。
まずは自社に合ったテーマを3〜5個ほど考えてみましょう。
② 日常業務の中からネタを探す
ホームページに載せる情報を、毎回ゼロから考える必要はありません。
例えば、お客様からよく聞かれる質問は、そのまま記事のテーマになります。
「予約は必要ですか?」
「どのくらいの期間がかかりますか?」
「初めてでも利用できますか?」
こうした質問への回答をホームページに掲載しておけば、これから利用を検討する人にも役立ちます。
また、商品やサービスの写真、仕事の様子、お客様に説明した内容なども、発信の材料になります。
普段の仕事で伝えていることを、ホームページでも伝える。
そう考えると、更新のハードルを少し下げられるのではないでしょうか。
③ 更新するタイミングを決める
「時間ができたら更新しよう」と考えていると、なかなか時間はできないものです。
そこで、月に一度など、あらかじめ更新するタイミングを決めておく方法がおすすめです。
例えば、次のような形です。
・毎月第1月曜日に、ホームページの掲載情報を確認する
・月末に、その月の施工事例や実績を整理する
・季節の変わり目に、商品やサービスの情報を見直す
必ずしも毎回、新しい記事を公開する必要はありません。
また、更新のタイミングで、問い合わせの件数やアクセス状況を確認しておくのもよいでしょう。
アクセス解析を導入していない場合でも、お客様から「ホームページを見た」と言われた内容を記録しておくと、運用を見直すヒントになります。
ただし、更新の効果がすぐに数字として表れるとは限りません。
短期間の結果だけで判断せず、少しずつ傾向を確認していくことが大切です。
無理に回数を増やすより、続けられるペースを決めることを意識しましょう。
④ 文章や記事のテンプレートを作る
更新のたびに文章の構成を考えるのが大変なら、テンプレートを用意しておくと便利です。
例えば、施工事例なら次のような項目を決めておきます。
・どのような依頼だったか
・どんな作業・サービスを提供したか
・工夫したポイント
・完成後の様子
・写真
お知らせであれば、「タイトル・内容・日時・対象者・問い合わせ先」などを決めておくだけでも、作業を進めやすくなります。
生成AIを活用して、文章の下書きや構成を考える方法もあります。
ただし、AIが作った文章は、内容に誤りがないか確認し、自社の情報に合わせて調整することが必要です。
⑤ 担当者と更新手順を明確にする
複数人で運営している場合は、誰が何を担当するのか決めておくと、更新が止まりにくくなります。
例えば、
・店長が掲載する内容を決める
・スタッフが写真や情報を集める
・担当者がホームページに反映する
といった役割分担です。
一人で運営している場合も、「写真はスマートフォンの専用フォルダに保存する」「月末にまとめて更新する」など、簡単なルールを作っておくと便利です。
また、更新方法を忘れないよう、操作手順をメモや画面の画像で残しておくのもよいでしょう。
更新方法に不安がある場合は、制作会社に操作方法を確認したり、簡単な手順書を用意してもらったりする方法もあります。
大切なのは、担当者の頑張りだけに頼らず、更新しやすい仕組みを作ることです。
5. 自分たちで更新するのが難しい場合は?
ここまでの方法を試しても、忙しくて更新する時間を確保できない場合もあるでしょう。
そんなときは、すべてを自分たちで対応しようとせず、外部に任せることも選択肢のひとつです。
ホームページ制作会社などが提供するサービスには、文章の修正や画像の差し替え、お知らせの追加といった更新作業に対応しているものもあります。
ただし、サービスによって対応範囲は異なります。
例えば、次のような点を確認しておくと安心です。
・文章や画像の更新は料金に含まれているか
・月に何回、どの程度の修正を依頼できるか
・更新を依頼してから反映されるまでの目安
・ブログ記事の作成や内容の提案も依頼できるか
・ホームページの保守管理と更新作業は別料金か
なお、システムの保守管理と、文章や画像の更新作業は別のものです。
保守管理は、WordPressやプラグインの更新、バックアップ、セキュリティ対策など、ホームページを安全に運営するための技術的な管理を指します。
一方、文章や画像の変更、お知らせの追加などは、一般にコンテンツの更新作業にあたります。
また、すべての更新を外部に任せる必要はありません。
簡単なお知らせは自分たちで更新し、レイアウトの変更や大きな修正だけを制作会社に依頼する、といった使い分けもできます。
自社で対応する部分と、外部に任せる部分を分けることも、無理なく運用を続けるための方法です。
まとめ|無理のない更新から始めよう
ホームページの更新が続かない背景には、時間の不足やネタ探しの難しさ、操作への不安など、さまざまな理由があります。
だからこそ、無理に更新回数を増やすのではなく、自社に合った方法を見つけることが大切です。
今回ご紹介した5つのコツを振り返ってみましょう。
1. 更新する内容をあらかじめ決める
2. 日常業務の中からネタを探す
3. 更新するタイミングを決める
4. テンプレートを活用する
5. 担当者と手順を明確にする
新しい記事を書くことだけが、ホームページの更新ではありません。
まずは月に一度、自社のホームページを見直し、必要な情報を整理するところから始めてみてはいかがでしょうか。
少しずつでも、無理なく続けられる方法を見つけることが、ホームページを長く活用するための第一歩になります。
💬 ホームページの制作・リニューアルをご検討中の方へ
スリーピングライオンでは、小さな会社・お店のホームページ制作を承っています。
「自分たちで更新しやすいホームページを作りたい」「古くなったホームページを作り直したい」といったご相談も歓迎しています。
サービス内容や料金、現在実施中のキャンペーンについては、ココナラの出品ページをご覧ください。
▼ ご購入前のご相談も歓迎しています。
次回も、ホームページ制作やWeb活用にまつわる疑問を取り上げながら、お店や会社に役立つ情報をお届けしていきます。
📖 あわせて読みたい記事
▼ ホームページは公開してからがスタート!運用・改善でできること
▼ 小さな会社・お店でも使える生成AI!情報発信や文章作成への活用方法
▼ SEO対策って何をすればいい?初心者が知っておきたい基本の考え方