こんにちは。
Web・システムエンジニアとして活動しているMasaです。
LP(ランディングページ)を公開したものの、問い合わせや見積り相談が来ないと、「デザインがよくないのでは」「文章をすべて書き直したほうがよいのでは」と考えてしまうことがあります。
しかし、問い合わせにつながらない原因は、見た目だけとは限りません。
誰に向けたサービスなのかが伝わっていない、問い合わせボタンを見つけにくい、フォームの入力項目が多い、スマートフォンで読みにくいなど、いくつかの要因が重なっている場合があります。
また、LPがほとんど閲覧されていない状態では、ページだけを修正しても変化を判断できません。
今回は、LPへのアクセスはあるものの問い合わせにつながらないときに、順番に確認したい5項目を紹介します。
【目次】
■1.ファーストビューで「誰向け・何が得られるか」が伝わるか
最初に確認したいのは、ページを開いた直後に表示されるファーストビューです。
訪問者は、ページを細かく読む前に「自分に関係がある内容か」「悩みを解決できそうか」を短時間で判断します。
ファーストビューでは、少なくとも次の内容が読み取れる状態を目指します。
・誰を対象にしたサービスなのか
・どのような悩みに対応するのか
・どのようなサービスを提供するのか
・次に何をすればよいのか
たとえば、「高品質なWebサイトを制作します」だけでは、対象者や用途が分かりにくい場合があります。
「新規開業する個人事業主向け」「サービスの特徴を1ページに整理」「見積り相談から受付」など、対象・提供内容・行動を具体的にすると、訪問者が自分向けのページか判断しやすくなります。
専門用語や抽象的な表現が多い場合は、利用者が普段使う言葉へ置き換えられないかも確認しましょう。
■2.問い合わせボタンが見つけやすいか
内容に興味を持っても、問い合わせ方法が分からなければ行動にはつながりません。
問い合わせボタンや見積り相談へのリンクが、ページの最後にしかない構成になっていないか確認します。
一般的には、次のような場所が候補になります。
・ファーストビュー内
・サービスの特徴や料金を説明した直後
・よくある質問の後
・ページ最下部
ボタンの文言も重要です。
「送信」「詳しくはこちら」だけでは、クリックした後に何が起きるのか分かりにくいことがあります。
「無料で相談する」「見積りを依頼する」「制作について問い合わせる」など、次の行動を具体的に示すと迷いを減らせます。
ただし、ボタンを増やしすぎると、かえって優先する行動が分かりにくくなります。資料請求、電話、問い合わせ、購入など複数の導線がある場合は、LPの目的に合わせて主な行動を決めておきましょう。
■3.フォームの入力項目が多すぎないか
問い合わせボタンが押されても、フォームの途中で離脱されることがあります。
特に、最初の相談段階で多くの情報を必須入力にしている場合は注意が必要です。
たとえば、会社住所、部署名、予算、希望納期、詳細な要望などをすべて必須にすると、「まだ相談したいだけ」という人には負担になる場合があります。
まずは、次のような最低限の項目で受け付けられないか検討します。
・名前または会社名
・返信先のメールアドレス
・相談内容
電話番号や予算などが対応判断に必要な場合は、その理由が分かる説明を添える方法もあります。
エラー表示についても確認しましょう。
未入力や形式違いがあったときに、どの項目を直せばよいか分からないフォームは離脱につながりやすくなります。入力内容が消えないか、送信完了が分かるか、自動返信メールが届くかも確認しておくと安心です。
■4.スマホ表示と読み込み速度に問題がないか
パソコンでは読みやすくても、スマートフォンでは文字やボタンが小さくなっていることがあります。
実際のスマートフォンで、次の点を確認します。
・文字が小さすぎないか
・横スクロールが発生していないか
・ボタンを押しやすい大きさか
・画像内の文字を読めるか
・フォームへ入力しやすいか
・固定ボタンが本文や入力欄を隠していないか
あわせて、ページの表示に時間がかかりすぎていないかも確認します。
容量の大きい画像や動画、利用していない外部スクリプトなどは、読み込みを遅くする原因になります。
画像サイズの調整や不要な処理の見直しによって改善できる場合がありますが、利用している制作サービスやサーバーによって対応方法は異なります。
ページの一部だけを見るのではなく、LPを開いてから問い合わせを送信するまでを、スマートフォンで一度通して操作してみましょう。
■5.LPへ来ている人と訴求内容が合っているか
LPの内容を整えても、想定している顧客とは異なる人が訪れている場合、問い合わせにはつながりにくくなります。
広告、SNS、検索、紹介サイトなど、どこからLPへ来ているかを確認します。
たとえば、「低価格のテンプレートを探している人」が多いのに、LPでは個別設計の高価格サービスを案内している場合、訪問者の期待と内容に差があります。
広告やSNS投稿の文言と、LPの最初に書かれている内容が一致しているかも重要です。
確認したい主な内容は次のとおりです。
・どの流入元から訪問されているか
・どの検索語句や投稿から来ているか
・広告や投稿で何を案内しているか
・LPの対象者や料金帯と一致しているか
・どの位置まで読まれているか
アクセス解析を導入していない場合は、まず訪問数や流入元を把握できる状態にすることから始めます。
閲覧数が少ない場合は集客方法を、閲覧されているのに行動されない場合は訴求や導線を中心に確認するなど、状況を分けて考えることが大切です。
■修正前に確認したいこと
問い合わせが来ないときは、すぐにLP全体を作り直すのではなく、現在の状態を記録してから見直しましょう。
確認しておきたいのは、一定期間のアクセス数、主な流入元、問い合わせボタンのクリック状況、フォームの送信件数などです。
一度に多くの箇所を変更すると、どの修正が影響したのか判断しにくくなります。
まず課題の可能性が高い箇所を選び、変更前後の状況を比較します。問い合わせ数が少ない段階では短期間の数字だけで判断せず、閲覧数やクリック数もあわせて確認しましょう。
LPは、公開後の利用状況を見ながら調整していくページです。
「何となく反応がない」と考えるのではなく、訴求、導線、フォーム、表示環境、流入内容の順に整理すると、見直す箇所を絞りやすくなります。
LPの新規制作や既存ページの改善をご検討中の場合は、現在のページ、サービス内容、想定しているお客様、問い合わせまでの流れを確認したうえでご提案します。ココナラ内の見積り相談からお知らせください。
※問い合わせ数は、サービス内容、価格、競合、流入数、広告やSNSの運用状況など複数の要因に左右されます。LPの修正だけで成果を保証できるものではありません。