こんにちは、ツボ社長です。
宅建士の資格を持ち、不動産会社の代表をしながら、ココナラで不動産の相談を受けています。
家を売ろうと不動産会社に相談すると、こんなことを言われることがあります。
「仲介で売りますか?それとも、うちで買取もできますよ」
どちらが得なのか、その場で決められずに迷う方はとても多いです。
今日は、仲介と買取の違いと、選ぶときの考え方をお話しします。
■ 1. 「仲介」と「買取」は何が違う?
まず、仕組みの違いです。
・仲介:不動産会社が買主を探し、売主と買主の間に入って契約をまとめる方法
・買取:不動産会社そのものが買主になり、直接買い取る方法
仲介は、一般の買主に向けて広告を出して探すので、相場に近い価格で売れる可能性があります。
その代わり、買主が見つかるまでの期間は読めません。
数か月かかることもあります。
買取は、買主がすでに決まっているので、話がまとまれば早く現金化できます。
その代わり、価格は相場より低くなることが多いです。
不動産会社は買い取った後にリフォームなどをして再販売するため、その費用や利益を見込んだ価格になるからです。
■ 2. 買取が向いているケース
買取は「安くなる」と言われがちですが、向いている場面もあります。
・引っ越しや住み替えの日程が決まっていて、売る時期を先に確定したい
・近所に知られずに売りたい(広告を出さずに進められる)
・建物が古く、雨漏りなどの不具合があって一般の買主が見つかりにくい
・相続した家で、荷物の片付けや内見の対応に手間をかけられない
また、買取では、売った後に見つかった不具合について売主の責任(契約不適合責任=契約内容と違う点があったときの売主の責任)を負わない条件にすることが多いです。
古い家の場合、この安心感を重視して買取を選ぶ方もいます。
ただし条件は会社や契約ごとに違うので、契約書で必ず確認してください。
■ 3. 迷ったときに確認したい3つのこと
どちらにするか迷ったら、次の3つを整理してみてください。
・いつまでに売りたいか(期限があるか、ないか)
・いくら以下だと困るか(ローンの残りや、次の住まいの資金)
・仲介の査定額と買取の提示額に、どれくらいの差があるか
たとえば、期限に余裕があって価格を優先したいなら、まず仲介で売り出すのが基本です。
期限が迫っている、または家の状態に不安があるなら、買取も現実的な選択肢になります。
「一定期間は仲介で売り出し、売れなければ買取に切り替える」という方法を用意している会社もあります。
その場合は、切り替えの時期と買取価格が事前に決まっているかを確認しておくと安心です。
注意したいのは、1社だけの話で決めてしまうことです。
買取の価格は会社によって差が出ることがあります。
仲介の査定と買取の提示額を、できれば複数社で比べてみてください。
■ まとめ
・仲介は「時間はかかるが、相場に近い価格を目指せる」
・買取は「価格は下がりやすいが、早く確実に進めやすい」
・期限、最低ラインの金額、価格差の3つで考える
・買取の条件(責任の範囲・価格)は契約書で確認する
・1社だけで決めず、比べてから判断する
「うちの場合はどっちがいいのか分からない」
「買取の金額が妥当なのか、第三者の意見を聞きたい」
そんなときは、ココナラで気軽にご相談ください。
相続した実家を売る予定の方は、こちらもどうぞ。