こんにちは、ツボ社長です。
宅建士の資格を持ち、不動産会社の代表をしながら、ココナラで不動産の相談を受けています。
「この土地、となりとの境目はどこですか?」
不動産の現場で、意外と答えに困る質問です。
古くからある土地ほど、境界(となりの土地との境目)がはっきりしないことがあります。
買うときも売るときも、あとからトラブルになりやすいポイントです。
今日は、境界がはっきりしない土地で何が問題になるのか、確認したいことをお話しします。
■ 1. 境界標(境目を示す杭やプレート)があるか
まず見てほしいのは、土地の角にある「境界標」です。
コンクリートの杭や金属のプレート、塀に刻まれた印などがあります。
・土地の角ごとに境界標があるか
・工事や年月で、なくなったり動いたりしていないか
・ブロック塀やフェンスが、どちらの土地に建っているか
塀があるから、そこが境目とは限りません。
境界標が見当たらないときは、不動産会社に「境界標の位置を一緒に確認できますか」と聞いてみてください。
■ 2. 測量図があるか、どの種類か
次に確認したいのが測量図です。
測量図にもいくつか種類があり、意味が違います。
・確定測量図:となりの土地の持ち主の立ち会い・確認を経て作られた図面
・現況測量図:今の塀や杭をもとに測った図面で、となりの確認はとっていないもの
・地積測量図:法務局にある図面。古いものは今と測り方や精度が違うことがある
「測量図があります」と言われても、どの図面かで安心できる度合いは変わります。
特に、となりの方の確認がとれているかどうかは大事なポイントです。
■ 3. 越境(はみ出し)がないか
境界があいまいだと、気づかないうちに「越境」が起きていることがあります。
越境とは、塀や屋根、木の枝、配管などが、となりの土地にはみ出している状態です。
・こちらの塀や屋根が、となりにはみ出していないか
・となりの建物や木が、こちらにはみ出していないか
・地中の水道管やガス管が、他人の土地を通っていないか
越境があっても、それだけで売れない・買えないわけではありません。
ただ、将来どうするかを書面で取り決めることが多く、話し合いに時間がかかることもあります。
■ 売る予定がある人は早めの準備を
売るときは、買主から境界をはっきりさせてほしいと求められることがよくあります。
確定測量はとなりの方との立ち会いが必要なので、数か月かかることも珍しくありません。
売ると決めてから慌てないよう、早めに測量図の有無を確認しておくと安心です。
■ まとめ
・境界標が土地の角にあるか、現地で確認する
・測量図は「確定」か「現況」かで意味が違う
・越境があれば、どう取り決めるかを確認する
・売る予定があるなら、測量の準備は早めに
境界の問題は土地ごとに事情が違い、個別の判断が必要です。
測量の具体的な進め方は、土地家屋調査士(境界や測量の専門家)に確認してください。
「この土地、境界が気になるけれど、誰に何を聞けばいいかわからない」
そんなときは、ココナラで気軽にご相談ください。
買う前・売る前の不安を、一緒に整理します。
購入を考えている物件があれば、資料をもとに弱点を調べることもできます。