お絵かきで手が止まるとき、道具の太さを見直す

お絵かきで手が止まるとき、道具の太さを見直す

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学び
お絵かきに誘うと、少し線を引いただけで手が止まる。

「もっと描いてみよう」と声をかける前に、クレヨンやペンが持ちやすいか、いったん見てみませんか。

描き続けない理由は、道具だけでは分かりません。興味が別のことに向いている日も、疲れている日もあります。今回は、家庭で戻しやすい「道具の太さ」という一つの条件を取り上げます。



細い物と太い物を、並べてみる


細いペンを握りにくそうにしているなら、家にある太めのクレヨンや持ち手の太いペンを並べて、好きな方を選んでもらいます。

新しく買う前に、手元の道具で十分です。短くなった物や細かい部品は、年齢と使い方に合うかを確認し、誤飲のおそれがある物は使いません。

「正しい持ち方」に直すことよりも、今使いたい道具で線を引けるかを見ます。太い物が必ず合うわけではないので、選ぶ様子も手がかりにします。



描く量は、小さく始める


最初から絵を完成させなくて大丈夫です。紙に一本線を引く、大人が描いた丸に一色足す、好きな形を一つ描く。そんな短い場面から始められます。

紙が動いて描きにくそうなら、滑りにくい場所に置く、大人が端を軽く押さえるなど、道具以外の条件も一つずつ見直します。

今日は一本で終わっても構いません。「もう一回」と思えるか、嫌がらずに終えられるかも大切です。



合わなければ、元に戻す


太い道具にしても手が止まるなら、握りやすさ以外の理由かもしれません。描くこと自体が今は気分ではない、座る姿勢がつらい、長い時間が負担になっているなど、いくつかの可能性があります。

道具を変えても描かないことは、失敗ではありません。無理に続けず、本人の好きな遊びに戻して大丈夫です。

まずは次のお絵かきで、細い物と太い物を一緒に置き、どちらを選ぶか見てみてください。

手の痛みや強い困りごとが続くときは、家庭だけで判断せず、園・学校や地域の相談先、必要に応じて医療者に相談してください。
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