魔法の言葉は、案外ふつうだった

魔法の言葉は、案外ふつうだった

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コラム
今日は、いつもと同じ場所で、いつもと同じ仕事。
忙しさだって、いつもとほとんど変わりません。

それなのに
仕事が終わったときの気持ちは、いつもと全然違っていました。

今日は、普段一緒に働いている人がお休みで、別の部署から応援の方が来ていました。

以前に何度かお見かけしたことのある方です。

その方は、お昼休憩に行くとき、私に
「お昼、行ってきますね☺️」
と笑顔でひと言。

戻ってきたときには、私も自然に、
「あ、おかえりなさい!」
となります。

また、
その方が使い終わったものを、手が空いていた私が片付けようとすると、

「ありがとうございます!😊」
「いえいえ、とんでもないです~」

そんな短いやり取りもありました。

書いてみると、本当にそれだけなんです。

普段の職場では、お昼に行く順番はいつの間にか決まっていて、
誰かが無言でいつの間にかいなくなり、いつの間にか無言で戻ってくる・・。

普段は、誰かが使い終わったものが、当然のようにそのまま置かれている・・。
そして、それを片付けるのはなぜか私🫩  

いつものことなので、もう驚きもしません。  
でも、置かれたものを片付けながら、
「なんだかなぁ……🫩」  

と、毎回ちょっとだけ思います。  

仕事を頼まれることだって、もちろんあります。
それが仕事ですし、それ自体が嫌なわけではありません。

手が空いていれば手伝いますし、忙しそうならこちらから動くこともあります。

ただ、仕事を「頼まれている」のと、いつの間にか「やって当然」になっているのとでは、同じことをしていても気持ちはずいぶん違うものです。

頼まれた仕事が重なって、自分の仕事が後回しになってしまうこともあります。

そんなときに、

「仕事の優先順位を整理しましょう」

とか言われると、

心の中でちょっとだけ、

「その優先順位を崩した仕事、今さっきあなたが私に頼んだものなんですけどね……🫩」

と思ったりもします。

だから今日、

「行ってきますね」
「ありがとうございます」

そんな当たり前の言葉をかけてもらって、逆にちょっと驚いたんです。

あれ?

今日、なんだか全然疲れ方が違う。

仕事を手伝ってもらったわけではありません。

私の仕事が減ったわけでもありません。

むしろ今日は忙しくて、お昼休憩に入れたのは14時でした。

それなのに、不思議なくらい気持ちが穏やかでした。

そして思ったんです。

同じ場所で、同じ仕事をしているのに、一緒に働く人によってこんなにも気持ちって変わるんだな、と。

「行ってきます」
「おかえりなさい」
「ありがとう」
「お疲れさま」

ほんの数秒の言葉ばかり。

でも、こういう小さなやり取りがあるだけで、

「この人の仕事をやっている」

ではなく、

「この人と一緒に仕事をしている」

そんな気持ちになれるんですよね。

仕事が大変だから疲れる。

忙しいから嫌になる。

もちろん、それもあると思います。

でも、それだけじゃないのかもしれません。

仕事内容よりも、その場所に流れている空気や、一緒に働く人とのちょっとしたやり取りのほうが、知らないうちに心を疲れさせたり、逆に軽くしてくれたりする。

今日一日働いてみて、

「私はこの仕事そのものが嫌だったわけじゃないのかもしれない」

そんなことまで思いました。

またあの方と一緒に仕事ができたらいいな✨

そう思える人と働けた日は、忙しかった一日も、少しだけいい一日に変わるようです💛
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