「社長、もうシフトが回りません」崩壊寸前の現場と兼務の限界
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先日、事務所に戻ると、ベテランのサービス提供責任者から真剣な面持ちで相談を受けました。
「社長、今週の訪問シフト、これ以上は誰の枠も増やせません。そろそろ現場の限界です」
その言葉には、現場を必死で守ってきたスタッフの疲弊と悲鳴が詰まっていました。「なんとか手は打つから」と答えたものの、具体的な解決策がない自分に強い不甲斐なさを感じました。
結局、穴が開いたシフトを埋めるために、私自身が訪問車に乗って利用者様のご自宅へ走る日が増えていきました。
現場に出て利用者様の笑顔を見るのは嫌いではありません。しかし、経営者が現場作業に忙殺されると、介護報酬の請求作業や経営戦略の立案、2拠点目の開設準備といった本来やるべき業務がすべて後回しになります。
夜遅く、静まり返った事務所でパソコンに向かいながら、「現場に出続けなければ回らない仕組みを変えなければ、事業の拡大など到底不可能だ」と深く痛感していました。