計画書の目標が書けないとき、つながりを確認する3つの順番

記事
コラム
訪問介護計画書で、いちばん手が止まりやすいのが目標の欄です。
「自立した生活を送る」「安全に過ごす」——書いてはみたものの、
これではヘルパーさんが読んでも、何をどうすればいいのか分かりません。

私が新人サ責の頃にやっていたのは、目標をいきなり書くことでした。
今は順番を逆にして、書く前にこの3つのつながりだけを確認します。

1. ケアプラン(居宅サービス計画)の目標・方針と、訪問介護計画の内容がずれていないか
2. 長期目標・短期目標が、ご本人の意向とアセスメント結果からつながっているか
3. サービス内容が具体的か——「身体介護を行う」ではなく、何を・どのように・何分で、まで書けているか

3つ目まで確認できたら、最後に評価時期(モニタリング時期)を決めます。
いつ振り返るかが決まっていない目標は、そのまま放置されがちだからです。

この3つは、運営基準(平成11年厚生省令第37号)第24条に定められた
訪問介護計画の作成——日常生活全般の状況と希望を踏まえた目標と具体的な
サービス内容の記載、居宅サービス計画に沿うこと、説明・同意・交付、
実施状況の把握と必要に応じた変更——を、書く順番に直したものです。
変更のときも、作成と同じく説明・同意・交付の手順が必要です。

見直しの目安はひとつだけ。
「初めてその利用者を訪問するヘルパーがこの計画書を読んで、
安全に同じ支援ができるか」。
ここで引っかかったところが、直すべき箇所です。

計画書は監査のためだけの書類ではありません。
現場で使える計画書かどうかで、見直してみてください。

---

私は訪問介護事業所併設のサービス付き高齢者向け住宅で所長をしながら、
介護福祉士・元サ責として新人サ責さんの実務相談を受けています。
計画書の書き方、アセスメントの視点、シフト調整、ヘルパーへの指示・指導、
担当者会議の準備など、「誰に聞けばいいか分からない」ことを一緒に整理します。
気になる方は、プロフィールからサービスページをご覧ください。

(了)
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す