FC本部の「月商800万円」は何の数字?そのまま売上予想にしてはいけない理由

FC本部の「月商800万円」は何の数字?そのまま売上予想にしてはいけない理由

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ビジネス・マーケティング
前回:FC本部の「営業利益100万円」でも、手元に100万円残るとは限らない

フランチャイズ本部の資料に、
「モデル月商800万円」 と書かれていたとします。

この数字を見て、「このFCなら月800万円くらい売れるのかな」
と考えてしまいがちですが、まず確認したいことがあります。

その800万円は、何を根拠にした数字なのか?という点です。

「月商800万円」だけでは意味が分からない

同じ800万円でも、例えば次のような可能性があります。

- 加盟店全体の平均
- 一部店舗だけの平均
- 直営店の実績
- 成熟した店舗の実績
- 本部が作ったモデルケース
- ある特定店舗の実績      これらは全部、意味が違います。

そのため、
「月商800万円と書いてある」=「自分の店舗も800万円売れる」
とは限りません。

平均だけを見ると印象が変わることもある

例えば、10店舗の月商が次のようだったとします。

A店:500万円
B店:550万円
C店:600万円
D店:650万円
E店:700万円
F店:750万円
G店:800万円
H店:850万円 
I店:900万円             平均月商:800万円
J店:1,700万円            中央値:725万円

この場合、平均月商は800万円です。
1店舗だけ非常に売上の高い店舗があることで、平均値が押し上げられています。

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もう1つ確認したいのが「いつの売上か」

開業直後から成熟店舗と同じ売上になるとは限りません。

例えば、
- 開業1〜3か月:400万円
- 4〜6か月:600万円
- 7〜12か月:750万円
- 2年目以降:800万円    という推移なら、

「月商800万円」という数字自体は間違っていなくても、
開業直後の資金繰りを考える数字としては不足しています。

加盟前に重要なのは、売上が安定するまでの期間も含めて、現金が持つか
を見ることです。

本部に最低限確認したい4つ

「月商○○万円」という数字を見たら、最低限次の点を確認してみてください。
① 実績なのか、モデルなのか
② 何店舗を対象にした数字なのか
③ 平均なのか、中央値なのか
④ 開業何か月目・何年目の店舗を想定しているのか

この4つだけでも、その数字の見え方はかなり変わります。

本部の数字を「予測」ではなく「条件」として見る

本部が提示する月商モデルを使うこと自体が問題なのではありません。

重要なのは、「800万円売れる」と決めつけるのではなく、「800万円売れた場合のモデル」として扱うことです。

そのうえで、

「700万円なら?」
「640万円なら?」 

と売上が下振れした場合も見ておく方が、加盟前の資金判断には使いやすくなります。

▶︎自分の条件に置き換えて確認したい方へ


FC CASH CHECKでは、
本部資料の売上モデルをそのまま将来予測とは扱わず、
その数字が何を意味するのかを確認したうえで、自己資金・借入条件などを反映して資金繰りを再計算します。

売上が下振れした場合の資金推移も確認し、資料にない数字を業界平均などで勝手に補うことはしません。

▶ FC加盟前の収支・資金繰りを診断・再計算します

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最後までご覧いただきありがとうございました。




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