生成AI「おまかせ」の限界:細かい描写は一緒に作っていく

生成AI「おまかせ」の限界:細かい描写は一緒に作っていく

記事
コラム
みなさん、こんにちは。アンディです。
唐突ですが、ある草稿を作っている時、冒頭からしばらくして、この段落を作りました。イチから手書きをしない作家という、ある意味ズルを考えたアンディですが、この後、文章を書く現実にぶち当たります(汗)
ハノイ発フライト*****は関西国際空港へ向けてファイナルアプローチに入った。窓の外には大阪湾。眼下に広がる海面が、少しずつ近づいてくる。右主翼の彼方には、生駒山や信貴山へと連なる山地が見える。海と山。その間に広がる大阪平野。そして、その海の上に突き出すように造られた人工島。私は窓の外を眺めながら、ふと思った。
AIでも、これくらいは書けます。実際、プランを書いて出たものをアンディは修正していきます。で、その時は、スルーしたんですが、改めて見て。

これでは、わかりにくいし、曖昧ですよね?

文章を細かく生成するには、それだけ的確なプロンプトが必要です。今のAIは、かつて「答えを出さない回答は減点対象」というプログラミングがなされていたそうで、それが原因で「ハルシネーション(幻覚、事実に基づかない推論)」が起きたとされています。アンディも、プロンプトに「**事実として認めるには不十分なケースは不明と明記してください**」と書くようにして、この現象をストップさせます。

ですが、

それでも今回、この関西国際空港へのファイナルアプローチで、これの類いが起こってしまいました。完全な間違いではないですが、Aiの自動生成では、細かいところまで詰めきれないのが現状です。
実は、今の着陸運用(どの滑走路にどこから進入するか)について細かく定義していなかったので、はじめ修正を加えようと思ったのは「生駒山や信貴山へと連なる山地」です。

致命的なのは、2026年上半期に旅をしたとき、普通の着陸アプローチでは「生駒山や信貴山へと連なる山地」は見えません。

2025年から関西空港では第1ターミナル横のA滑走路(06R/24L)が着陸用です。生駒山や信貴山が見えるのは24L運用のアプローチですが、これは関西空港ではあまり使われない条件的な運用措置です。
通常、関西空港では06方位が通常着陸の進入に使われます。これは、飛行機が向かい風で減速でき、安全な速度まで落としやすいためです。関空の周辺は北東から来る風が吹き、方位60度で入れば機体は向かい風を受けます。
「06」とか「24」は方位360度を10度単位で時計回りに刻んだもので、進入の方向を指しています。24L運用は「方位240度(南西進路で左の滑走路=A滑走路)から着陸する」ことを意味しており、そういうことで06R運用は「方位60度から侵入するとRight (右)にあたる滑走路から着陸する」ことを意味します。L/Rは滑走路が並行して2本ある時の区別表記になります。

つまりこうなるわけです↓
スクリーンショット 2026-09-14 16.26.31.png
山地じゃなくて和泉山脈やんけ!!

山地とか山脈、それを間違えると突っ込まれる... しかも、旅の事実にもとづいても、確かにこの方向から着陸していました。何十回かしらへんですけど、関空を使っています。確かに、24の反対方向は、気候や気流が悪いときが多かったです。そんだけ通常じゃないんですよね。
だから旅でそれがある場合、その気候が悪いとかを書いておくべきですが、それはウソになるのでできません。

何も問題はなかった(笑)

それで、見えるのは生駒山や信貴山に連なる山地である「金剛山地」ではなく和泉山脈です。飛行機の前の方を見ないと金剛山地の方角にならないのですが、それは物理的に無理があります。

実際の景色を切り抜くと、こんな感じです。

スクリーンショット 2026-09-13 18.51.21.png
これ、まさに描写したい光景です。ANAなので、どこぞの動画を切り抜かせていただきました。

その後、GeminiとChatGPTを駆使して調べ、3時間後できた文章:
フライト*****エアバスA321機は関西国際空港へ向けてファイナルアプローチに入った。全席エコノミークラスの230席、3-3配列のうち、席はFの18番。RWY06R運用によるアプローチ、窓の外、右主翼の彼方には、大阪湾沿いに広がる泉州の街並みと、その背景にそびえる和泉山脈の山影。その山脈は奥の方で金剛山地と接し、その山地の北にある信貴山や生駒山へと連なる。窓からは見えないが記憶が連想を呼ぶ。

眼下に広がる海面を見やると、海面が少しずつ近づいてくる。船が一隻走っている。その甲板の様子すらかなり明確に確認できるほど、機体は高度を下げてきている。海と山。その間に広がる大阪平野。まだ、その海の上に突き出すように造られた空港島の姿はない。
これでも細かい人ならツッコミきそうでちょっと怖いですね😱

あ、ちなみにベトジェットって思いました?そうです〜

ということで、AIはサクッとがっつり調べるのに結構つかえるのですが、ちょっとずつ文の精度を詰める作業は、やはり、協働しないといけないです。時間はそこはかかります。でも、図書館行くとか、関西空港の撮影しまくるとかという労力を評価する人には「AIって嘘あるしなぁ」ってAI協働を取りやめる方もいると思います(憶測かーい!!)。でも、ちゃんと調べとけば文を詰める作業が時短になるわけで....(言い訳って良いわけ?)

とにかく書かないと分からない世界...

ベトナムに移住したアンディです。フーコック島でブン・クアイを食べました。5万ドンです。今度は、これを表現したい!

みなさんならどこから描写を始めますか??

IMG_20260905_150356.jpg
IMG_20260905_132206.jpg

それでは、次回のブログでお会いしましょう〜!!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す