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ハノイ発フライト*****は関西国際空港へ向けてファイナルアプローチに入った。窓の外には大阪湾。眼下に広がる海面が、少しずつ近づいてくる。右主翼の彼方には、生駒山や信貴山へと連なる山地が見える。海と山。その間に広がる大阪平野。そして、その海の上に突き出すように造られた人工島。私は窓の外を眺めながら、ふと思った。


フライト*****エアバスA321機は関西国際空港へ向けてファイナルアプローチに入った。全席エコノミークラスの230席、3-3配列のうち、席はFの18番。RWY06R運用によるアプローチ、窓の外、右主翼の彼方には、大阪湾沿いに広がる泉州の街並みと、その背景にそびえる和泉山脈の山影。その山脈は奥の方で金剛山地と接し、その山地の北にある信貴山や生駒山へと連なる。窓からは見えないが記憶が連想を呼ぶ。
眼下に広がる海面を見やると、海面が少しずつ近づいてくる。船が一隻走っている。その甲板の様子すらかなり明確に確認できるほど、機体は高度を下げてきている。海と山。その間に広がる大阪平野。まだ、その海の上に突き出すように造られた空港島の姿はない。

