何かを始めても、3日くらいでやめてしまう。
運動、勉強、読書、日記、片づけ。
最初はやる気があったのに、気づけば続いていない。
そんな自分を見て、「私は意志が弱い」と思うことがあります。
しかし、3日坊主は本当に悪いことなのでしょうか。
## 3日も続いた、と考える
まず、見方を少し変えてみます。
3日坊主とは、3日間は実行できたということです。何もしなかったわけではありません。新しいことを始め、少なくとも3回は試しています。
問題は、4日目に休んだことではなく、
**一度休んだら、もう失敗だと思ってしまうこと**
なのかもしれません。
## 「毎日」ではなく「何度でも戻る」
続けるために大切なのは、一日も休まないことではありません。
休んだあとに、また戻ることです。
三日続けて、一日休む。
翌日に再開して、二日続ける。
また休んで、少しして戻ってくる。
これでも、一か月後には意外と積み上がっています。
継続とは、きれいな直線ではなく、休憩を挟みながら何度も戻ってくる動きなのだと思います。
## 最低ラインを小さくする
続かないときは、目標が大きすぎる可能性もあります。
「毎日30分歩く」なら、「靴を履いて外に出る」。
「毎日読書する」なら、「本を1ページ開く」。
「毎日日記を書く」なら、「今日の気分を一言だけ書く」。
調子がよい日は、そのまま続ければいい。
調子が悪い日は、最低ラインだけで終わってもいい。
ゼロにしないための小さな動作を決めておくと、再開しやすくなります。
## 合わなければ、やめてもいい
すべてを継続する必要もありません。
三日試した結果、「これは自分には合わない」と分かることもあります。それは失敗ではなく、実験の結果です。
続けたいのに止まってしまったものは、やり方を小さくして再開する。
やってみて面白くなかったものは、いったん手放す。
この二つを区別すると、ずいぶん気が楽になります。
## 3日坊主を繰り返す
3日坊主を完全に克服しようとすると、かえって苦しくなることがあります。
それなら、
**3日坊主を何度でも繰り返す**
という考え方はどうでしょう。
3日やって、休んで、また3日やる。
一年に何度も再開できたなら、それはもう立派な継続です。
続ける才能とは、休まない才能ではありません。
やめてしまった自分を責めずに、もう一度始める才能です。
今日できなかったとしても、明日、また一回やればいい。
3日坊主の克服は、4日目まで無理に頑張ることではなく、何日目からでも戻れる自分になることなのだと思います。