AI検索対策を外注するとき、最初に決めるべきなのは構造化データの種類ではありません。
「何を判断できる状態にしたいのか」「どの公開ページを直すのか」「どの事実を使ってよいのか」を先に整理しないと、納品物がきれいでも社内で使えないことがあります。
この記事では、B2BサイトのAI検索対応を外注する前に、発注側で確認しておきたい6項目をまとめます。
1. 今回の目的を一つに絞る
目的が「AI検索対策」だけでは、確認範囲も成果物も決まりません。
たとえば、次の目的はそれぞれ別の作業です。
・どこに説明不足があるか診断したい
・主要サービスページの原稿を作り直したい
・契約前の疑問に答えるFAQを追加したい
・料金や比較条件を整理したい
検索順位やAI回答への掲載・引用は外部サービスが決めるため保証できません。まずは「第三者が公開情報だけでサービスを判断できる状態にする」など、自社で確認できる目的に置き換えます。
2. 対象ページと優先順位を決める
サイト全体を一度に直そうとすると、確認する人も増え、公開まで止まりやすくなります。
最初は主力サービスのページを一つ選び、そこから料金ページ、比較ページ、FAQへ広げる方が進めやすくなります。
対象URLの一覧に加えて、次の情報も付けます。
・最優先で直したいページ
・現在の主な顧客
・そのページで答えたい質問
・公開予定日または社内確認期限
3. 使ってよい事実と要確認事項を分ける
原稿制作で時間がかかるのは、文章を書くことよりも事実確認です。
料金、契約期間、対応範囲、導入実績、数値、比較情報、セキュリティ情報について、公開に使える内容と社内確認が必要な内容を分けます。
確認できない実績や効果を推測で補わないことも重要です。未確認の情報は、原稿本文へ混ぜず「要確認事項」として残します。
4. 欲しい納品物を具体的にする
「改善案」だけでは、社内担当者や制作会社へ渡した後に追加作業が発生します。
依頼前に、次のどこまで必要かを決めます。
・問題点と優先順位
・修正理由と確認した公開URL
・見出し構成
・そのまま編集できる本文原稿
・FAQの質問と回答
・構造化データの下書き
・公開前の確認事項
実装作業を含むか、原稿納品までかも分けておきます。
5. 共有してよい情報の範囲を決める
公開ページを対象にした診断や原稿制作なら、管理画面のIDやパスワードを共有せずに進められます。
未公開の顧客情報や個人情報を渡さなくても、公開URL、主力サービス、想定顧客、確認したい質問があれば、最初の診断は可能です。
必要以上の情報を共有しないことは、発注側と受注側の双方にとって安全です。
6. 予算はページ数ではなく判断量で考える
同じ1ページでも、確認する料金プランや利用条件、競合比較、実績の数によって作業量は変わります。
見積りでは、ページ数だけでなく次の要素を確認します。
・調査する公開ページ数
・比較対象の数
・作成する本文・FAQの量
・社内確認の回数
・納品後の質問回数
最初は小さい範囲で優先順位を決め、必要なページだけ原稿制作へ進める方法もあります。
依頼内容に合うサービスの選び方
直す場所が分からない場合は診断、必要な事実はあるものの説明が分かりにくい場合はサービスページ原稿制作、契約前の疑問を減らしたい場合はFAQ原稿作成が向いています。
ココナラ内の出品サービス一覧から、次の4つを確認できます。
・公開1ページ簡易チェック(5,000円)
・AI検索対応診断
・サービスページ原稿制作
・FAQ原稿作成
いずれも、認証なしで読める公開ページを中心に確認します。成果物は公開前に、事実、料金、実績、法令、第三者の権利、自社方針との適合性をご確認ください。