花屋さんのポスト原稿を1本、意図つきで公開します

花屋さんのポスト原稿を1本、意図つきで公開します

記事
ビジネス・マーケティング
Xのポスト原稿を作成している、なぎと申します。

どんな原稿をお渡ししているのか、1本ずつ意図をつけて公開していきます。
今日は街の花屋さんのアカウント向けです。


【想定しているアカウント】

駅の近くで小さなお店をされている方。
フォロワーは300人ほど。
入荷した花の写真は投稿できるけれど、それ以外の日に何を書けばいいか迷っている、という状況を想定しました。


【原稿】

 開店の前に、バケツから3本抜きました。
 水を替えても、首が下を向いたままだった花です。

 色はまだきれいなので、並べれば今日のうちに売れます。
 ただ、持って帰った次の日に、下を向きます。

 抜いた3本は、レジの横のコップに挿しておきます。

※架空のアカウント向けに作成したサンプルです


【なぜこう書いたか】

■ 数字を、売った数ではなく引いた数で出す
3本。花屋さんの発信で数字を出すと、本数や値段など、売る側の数字になりがちです。
今回は売り物から引いた数にしました。同じ3という数でも、減らした数のほうが判断が見えます。

■ 同じ言葉を2回だけ使う
「首が下を向いたまま」と「次の日に、下を向きます」。
なぜ並べないのかという理由を、説明せずに同じ言葉で通しました。理由を書き足すより、1回繰り返すほうが短く済みます。

■ 誠実さを、誠実さと言わない
「お客様に長く楽しんでいただける花だけを並べています」とは書いていません。
抜いた、とだけ置きました。姿勢を言葉にすると宣言になり、行動を1つ見せると事実になります。

■ 最後を、捨てるではなく挿すで終える
抜いた花をどうしたかまで書きました。処分しましたで終えると、もったいない話や自己犠牲の話に読まれます。
レジの横のコップ、という置き場所を1つ書くだけで、その先は読む人が想像します。


【あえてやらなかったこと】

■ 花の写真を貼らなかった

花屋さんの発信は、写真が主役になるのが自然です。
ただ、この原稿は店に並べなかった花の話です。写真を添えると、並べたほうのきれいな花を写すことになり、文章と別のものが写ります。

■ 花言葉を書かなかった

花言葉は反応が取りやすい題材ですが、調べれば誰でも書けます。
その人がお店に立っている理由は出てきませんし、届く相手も花言葉が好きな方に寄っていきます。買いに来る方とは、少しずれることがあります。

■ 朝が早いことを書かなかった

市場が何時だとか、起きる時間だとかは入れていません。開店の前、としか書いていません。
花屋さんは朝が早い、というのは読む人がすでに知っている絵です。そこに時刻を足すと、大変さの話に移ってしまいます。


【ご依頼について】

この形で、あなたのアカウントに合わせた原稿を30本お作りしています。
ジャンルは問いません。

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