サインは、いつもあなたのそばにあります。
問題は、それが届いていないことではなく、受け取る側の感度が、日々の忙しさの中で少しずつ鈍ってしまうことのほうだと、わたしは思っています。
今日は、その感度を取り戻す話をさせてください。
「引っかかり」が、入口です
一日の中で、なんとなく心に引っかかることが、誰にでもあるはずです。
すれ違った人の服の色。ふと目に入った言葉。理由もなく思い出した、昔の出来事。
多くの方は、それを「たまたま」として流してしまいます。
けれど、その引っかかりこそが、サインの入り口です。
大切なのは、意味を考えることではありません。
「あ、今なにか引っかかったな」と、一瞬だけ意識を向ける。それだけです。
意味は、あとから分かることのほうが多いのです。分からないまま終わることもあります。
それでも構いません。気づいた回数が増えていくうちに、感度のほうが育っていきます。
同じものが、何度も現れるとき
一度きりなら、偶然かもしれません。
けれど、同じ言葉、同じ数字、同じモチーフが、短い期間に何度も現れるとき。
それは、神様が少し声を大きくしてくださっているのだと、わたしは受け取っています。
「そういえば最近、よくこの言葉を見るな」
そう感じたら、そのとき自分が何を考えていたかを、少しだけ振り返ってみてください。
サインの意味は、たいてい、その言葉のほうではなく、そのとき考えていたことのほうにあります。
体のほうが、先に気づいています
サインは、目に見えるものだけとは限りません。
ふいに鳥肌が立つ。胸がきゅっとする。理由もなく涙腺がゆるむ。
そうした体の反応は、心よりも先に、何かを感じ取っている証拠です。
頭は、言葉にできるものしか扱えません。
けれど体は、まだ言葉になっていないものを、そのまま受け取ってしまいます。
ですから、理由を考える前に、体がどう感じたか。
そこに一度、意識を向けてみてください。
夜、数分だけ振り返る
感度は、意識するだけでは戻りません。
戻すのに効くのは、思い出す時間をつくることのほうです。
眠る前の数分でかまいません。
「今日、心が動いた瞬間はあっただろうか」
そう振り返る習慣を持つと、気づく力は少しずつ育っていきます。
思い出せない日があっても、気にしないでください。
思い出せない日があるのは、それだけ一日を懸命に過ごされたということだと思います。
もし、いま届いているサインの意味を、一緒に読み解いてみたいと思われましたら、いつでもお声がけください。
急がなくて、大丈夫です。
Le Clair(ルクレ)より