「自分は一人で生きている」
若い頃の私は、どこかでそんな風に思っていました。
自分の力で働き、自分の力で生活し、自分の力で成果を出す。誰かに頼ることは「弱さ」であり、人に迷惑をかけてはいけないと強く思い込んでいたのです。
ですが、その価値観は人生の大きな挫折によって崩れ去ることになりました。
過酷な3交代勤務で心身のバランスを崩し、統合失調症を発症したこと。
焦りから挑戦した事業に失敗し、自己破産という形で経済的にも破綻したこと。
人生のどん底に落ちたとき、私は「自分の力」では立ち上がることが完全にできなくなりました。
人生のどん底で差し伸べられた手
病気の症状が重い時期は、布団から起き上がることすらできず、頭の中を襲う不安と焦燥感に押しつぶされそうな日々を過ごしていました。
経済的にもすべてを失い、「もう社会から必要とされていない」「自分は生きていても価値がないんじゃないか」と絶望していた私を救ってくれたのは、自分自身の力ではありませんでした。
絶望的な状況でも見捨てず、病気と向き合ってくれた医療従事者の方々
手続きや生活の再建のために親身になって動いてくださった専門家や福祉の支援者の方々
どんな状態になっても温かい声をかけ続けてくれた家族や周囲の人たち
そして、直接会ったことはなくても、ネットや本を通じて「生きていていいんだ」と思わせてくれた誰かの言葉。
自分一人では息をすることすら苦しかった暗闇の中で、本当に多くの方々が手を差し伸べ、私を支えてくれていました。
「人に頼る」という勇気
自己破産や精神疾患という経験を通して、私は大切なことを学びました。
それは、**「人間は、誰かに支えられなければ生きていけない」**という当たり前で、とても温かい事実です。
かつての私は「人に迷惑をかけてはいけない」「頼ってはいけない」と自分を追い詰めていました。しかし、限界を迎えて初めて「助けて」と言うこと、人の支援を受け入れることの大切さを知りました。
弱さを見せ、支えを受け入れることは、決して恥ずかしいことではありません。
それこそが、人が社会の中で生きていくための「本当の強さ」なのだと気づいたのです。
今の私がこうして静かにパソコンに向かい、文章を書き、一日一日を穏やかに過ごせていること。
それは決して当たり前のことではなく、無数の支えや奇跡の上に成り立っている「感謝すべき日常」です。
支えられて生きているからこそ、今度は言葉で返していきたい
今、私は在宅でWebライターとして活動しながら、自分のペースで人生を歩み直しています。
どん底を経験し、多くの方々に救われて生きている実感があるからこそ、今の私にはひとつの想いがあります。
それは、**「かつての私と同じように、暗闇の中で孤立し、自分を責めている人に優しい言葉を届けたい」**ということです。
もし今、あなたが大きな悩みを抱えていたり、「誰にも頼れない」と一人で孤独と戦っていたりするなら。
どうか一人で抱え込まないでください。
世界はあなたが思っているよりも、ずっと温かい手に溢れています。
助けを求めてもいい。人に頼ってもいい。
今日をただ生きて過ごしているだけで、あなたはもう十分頑張っています。
私を支えてくれたすべての人への感謝を胸に、これからも誰かの心が少しでも軽くなるような言葉を紡ぎ続けていきたいと思います。
【おわりに・ご案内】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
「誰にも言えない不安がある」「今の苦しい気持ちを誰かに聴いてほしい」という方は、ココナラにて3日間のテキスト相談(回数無制限)もお受けしています。
どん底を経験し、多くの方に支えられて再起してきた私だからこそ、あなたの心に深く寄り添ってお話しを伺います。どうぞお気軽にお声がけくださいね。
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