「幸せになりたい」
昔の私は、いつもそう思っていました。
もっと大きな成果を出したい、もっとお金を稼ぎたい、人から認められたい、誰もがうらやむような人生を送りたい……。
当時の私にとっての「幸せ」とは、何かを達成したり、手に入れたりする「プラスの出来事」のことでした。
ですが、人生のどん底を味わった今の私は、まったく違う価値観を持っています。
今の私にとって最大の幸せは、**「何事もない、普通の日常が静かに過ぎ去っていくこと」**です。
すべてを失って気づいた「ゼロのありがたさ」
私は過去に、3交代勤務の過酷な環境で心身をすり減らし、統合失調症を発症しました。その後、焦って始めた個人事業にも失敗し、自己破産という形で経済的にもどん底を経験しました。
当時は、ベッドから起き上がることすらできませんでした。
朝が来るのが怖くて、夜眠るのも怖くて、頭の中は常に不安と焦燥感でいっぱい。
「普通に働くこと」「普通に夜眠ること」「普通にご飯を食べること」。
かつて当たり前すぎて気にも留めていなかった「普通の生活」が、どれほど奇跡的で、尊いものだったかを痛感させられました。
マイナス100の暗闇の中に落ちて初めて、人は「ゼロ(普通)」という状態がいかに温かく、幸せな場所であったかに気づくのだと思います。
幸せの「感度」が高くなるということ
どん底を経験した人は、人生における「幸せのハードル」がガラリと変わります。
朝、自分の足で起きて、温かいコーヒーを飲めること。
夜、大きな不安に脅かされずに、布団に入って横になれること。
日差しを浴びながら、近所を少し散歩できること。
Supermarketで安売りのお惣菜を買って「美味しいな」と感じられること。
特別なイベントも、派手な成功もいりません。
ただ「今日一日、無事に過ごせた」という事実だけで、胸の奥がじんわりと温かくなる。
どん底を経験したことは、決して無駄な遠回りではありませんでした。
なぜならその経験は、私に**「小さな日常から無限の幸せを感じ取れる感性」**をプレゼントしてくれたからです。
今、もしあなたが苦しいなら
もし今、あなたが大きな悩みを抱えていたり、「普通の生活すら送れていない」と自分を責めていたりするなら。
どうか焦らないでください。
今は、人生があなたに「大切な何か」を教えようとしている時間なのかもしれません。
一度すべてを削ぎ落とされた経験を持つ人は、これから先、どんな小さな幸せも見逃さない「強さと優しさ」を手に入れることができます。
大きな夢を追わなくてもいい。
人より秀でた何かを持っていなくてもいい。
今日、息をして、生きて、目の前の温かいお茶を一口飲む。
それだけで、あなたの人生は十分に満たされています。
普通に生活できることの幸せを噛みしめながら、今日も自分のペースで、静かに歩んでいきましょう。
【おわりに・ご案内】
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
「どうしても心が晴れない」「自分の経験や不安を誰かに聴いてほしい」という方は、ココナラにて3日間のテキスト相談(回数無制限)もお受けしています。
どん底を味わい、そこから普通の日々を取り戻してきた私だからこそ、あなたの心に寄り添ってお話しを伺います。どうぞお気軽にお声がけくださいね。
☘️ 個別のご相談はこちらから