二つのことを抱えていて、どちらも本気になれていない気がする方へ。
「今日も、どっちも中途半端だったな」
一日の終わりに、そう思って眠りにつくことはありませんか?
例えば、午前は問い合わせ内容の違うメールの返信に追われます。
午後は職場の問題に向けて、資料を作ったり会議室を押さえたりします。
どちらにも時間は使っているのに、進んだ実感だけが残りません。
片方に集中していれば、もっと進んでいたのでしょうか?
中途半端に見えるのは、二つを別々に採点しているからです
二つのことを抱えると、私たちは時間を半分ずつに割ろうとしますよね。
仕事と資格の勉強かもしれませんし、本業と家のことかもしれません。
そして片方を見る時には、その片方だけの物差しを当てます。
仕事は成果で測り、家のことは片づき具合で測ります。
どちらの物差しも、そこに使える時間が半分だとは知りません。
半分の時間で出した結果を、一日全部の時間を使える前提で測ることになります。
……片方ずつ採点すると、二つ抱えている人は必ず両方で不合格になります。
これを何日か続けると?
進んでいないほうを取り戻そうとして、もう片方から時間を借ります。
借りた側が今度は遅れるので、また逆へ振ります。
手帳を開いて、どちらの欄も半分しか埋まっていないのを見てしまうのです。
気づくと、二つ抱えていること自体が失敗だったように思えてきます。
「節制」のカードが探すのは、二つに当てる一つの物差しです
タロットには「節制」と呼ばれるカードがあります。
調和・均衡・中庸といった言葉が解釈本などに並んでいます。
逆位置では、二つが混ざりきらずに衝突することを表すとされています。バランスを取る人を映すカードだと読まれます。
この一枚については、二つを一つの物差しに載せ直すのが役目だ、という読み方もあります。
別々に測れば二つのままですが、同じ物差しに載せると、二つが何のために並んでいるのかが出てくるからです。
ですから私は、その人が何にどれだけ時間を使ったかよりも、その二つが何のために要るのかを見ています。
あなたが抱えている二つにも、始めた理由がそれぞれありました。
同じ理由なのか違う理由なのかを、まだ並べていないだけです。
理由が違うなら、それは中途半端ではありません
今抱えている二つを、頭の中で並べてください。
お聞きしたいのは、一つだけです。
その二つを続けている理由は、同じ一つですか?
同じなら、片方はもう片方のための手段です。
手段のほうは、いつ減らしても目的が減りません。
違うなら、二つとも要ります。
二つ要るものを半分ずつ持っている形は、中途半端とは呼びません。
同じだった方は、これから片方に寄せられます。
違った方は、今の形のままでよかったと分かります。
どちらに転んでも、同じ物差しに載せた時点で、中途半端ではなくなります。
(そもそも力が湧いてこない時は、こちらの記事に書いています)
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【もう一歩、自分を整理したい方へ】
この記事は「問い」を一つ渡すところまでです。
理由を並べても、同じなのか違うのかが決まらないことがあります。
片方を手放した時に何が残るのか、そこまで見にいくなら【赤の女王】があります。
まだそこまで行かず、二つが何を満たしているのかを見るところからなら、【白うさぎ】からどうぞ。
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