やった分が返ってきていない気がして、もやもやしている方へ。
「なんで、いつも自分ばっかりなんだろう」
引き受けた仕事を片付けて、誰も見ていない自分の席で、そう思ったことはありませんか?
断らなかったのは自分。やってよかったとも思っています。
お礼のメッセージをいただいたし、それで終わりだったことも覚えています。
それでも、貸したままの何かが、胸の奥に一つずつ積もっていきます。
同じ相手との間で数えると、出した側は必ず赤字になります
人に何かを差し出す時、私たちはその相手の顔色を見ています。
だから返ってくる時も、同じ表情が返ってくるはずだと思ってしまうのです。
ところが、あなた自身を思い出してみてください。
誰かのために動いた時、その相手は、あなたに何かをしてくれた本人でしたか?
大抵は違います。
渡してもらった相手ではなく、別の誰かへと渡していきます。
……同じ相手との間だけで帳尻を合わせようとすると、出した側は必ず赤字になります。
これが何年か続くと?
出すたびに、返ってこなかった回数のほうが増えていきます。
やがて、頼まれること自体が損の始まりに見えてきます。
返事をする前に、一度その人の顔を見るようになってしまうのです。
「正義」のカードは、原因と結果を別の場所で結びます
タロットに「正義」という一枚があります。
公正・均衡・因果といった言葉が解釈本などに並んでいます。
逆位置では、原因と結果の線がねじれることを表すとされています。もしくは裁定してくる人を映すカードだと読まれることがある一枚です。
このカードについては、原因と結果は必ず対になるという読み方もあります。
ただし、どこで対になるのかまでは選べません。
出した相手と返す相手が同じでなければならない理由は、どこにもないからです。
ですから私は、その人が誰にどれだけ出したかよりも、その分がどこで戻ってきたのかを見ています。
あなたが出してきたものにも、戻ってきた分はありました。
同じ相手から返ってこなかったので、あなたの集計表に回数が入っていないだけです。
返ってくる先が決まると、それは貸しになります
この一年で、誰かのために自分の時間を使った場面を一つ思い出してください。
小さなことで構いません。
置いておく問いは、一つです。
その分は、誰から返ってきて欲しかったのですか?
相手の顔がすぐ浮かんだなら、その分は貸しとして生きています。
貸しには、返してもらう先があります。
浮かんでこなかったなら、その分はもう別の場所で戻っているかもしれません。
損に見えていたものは、返ってくる先を決めていないだけの貸しかもしれません。
(相手の側の事情まで見たい時は、こちらの記事に書いています)
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【もう一歩、自分を整理したい方へ】
この記事は「問い」を一つ渡すところまでです。
顔が浮かんだのに、その人に返してとは直接言えない、という場面が残ることがあります。
今後の引き受け方まで変えるかどうか、そこを決める段階なら【赤の女王】があります。
その手前で、自分が何を出し続けているのかを3枚で見るなら、【白うさぎ】からどうぞ。
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