職場の苦手な人に消耗する|"あの人の鎧"を読み替える視点

職場の苦手な人に消耗する|"あの人の鎧"を読み替える視点

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その人がいない時間まで、疲れている方へ。

「うわ、また始まった…」会議で誰かの案が潰される。
そんな時は、その場に座っているだけで、肩のあたりが重くなっていきますよね。

そして厄介なのは、席を立ったあと。
帰り道であの言い方を思い出し、お風呂で言い返す言葉を考える。
布団に入ってから、明日の会議の座席を確かめている…。

会社を出てからのほうが、その人と長くいると感じる日はありませんか?

その疲れは、会っていない時間ほど溜まっていきます。

消耗しているのは、あの人といた時間ではありません

一日のうち、その人と実際に話した時間を数えてみてください。
朝の挨拶と、会議の10分。合わせても30分に届かない日があります。

それなのに夜になると、一日中いっしょにいたような疲れ方をしています。

実際の会話は一度で終わっているのに、頭の中の会話は終わりません。
もっとうまく返せた。あのとき黙るべきではなかった。次はこう言おう。
再生するたびに、台本ばかりが、どんどん増えていきます。

気が重いことに、頭の中のあの人は、実物より手強くなります。
覚えがありませんか?こちらが用意した反論に、必ず勝てる返し方をしてくるあの人を。

理由は簡単。
その相手はあなたが動かしているので、あなたの弱いところを全部知っているからです。

「鎧の下には弱さがある」と分かっても、疲れが減らない理由


苦手な人への対処法を調べていくと、たいてい同じ場所に辿り着きます。
あの人にも事情がある。強く出るのは、守りたいものがあるからだ、と。

学んだつもりの日は、少し腑に落ちます。
それでも翌朝、同じ言い方をされたら、同じだけ削られます。

相手の鎧の下を頑張って理解しようとしても、あなたの頭の中の再生は止まりません。
理解するというのは、あの人のほうに手を入れる作業だから、当たり前です。

もう一度だけ、置かせてください。
疲れているのは、あの人がいない時間あなたのほうです。

手を入れる場所が、少しずれているのです。読み替える先は、鎧の内側ではありません。
その鎧を一日に何回思い出しているか、のほうです。

⚠ 相手の言動が繰り返しの嫌がらせや人格の否定に及んでいるなら、読み替えの話ではありません。日付と言われたことを残して、社内外の相談先へ持っていってください。

(褒め言葉が頭に残り続ける方は、前回の記事が近いかもしれません)


タロットの「女教皇」は、答えを足さないカード


タロットの2番は「女教皇」といいます。静けさのカードとして知られていて、正位置には静観・受容といった言葉が並びます。

読み替えに効くのは、逆位置です。
解釈本などに並ぶ逆位置の言葉に、思考過多があります。

考えが足りないのではなく、多すぎる状態。
材料を集めて、可能性を並べて、それでも動けない。
内側の声を聞く代わりに、頭の中で会議を開き続けている状態です。

苦手な人のことを考えて眠れない夜は、大体こちら側にいます。

このカードが渡してくるのは、答えではありません。足すのをやめる、という一手です。

今日、何回だったかを数える

この記事が渡せるのは、答えではなく問いのほうです。一つだけお持ち帰りください。

「今日、あの人のことを何回思い出しましたか?」

内容は書かなくてかまいません。数だけで十分です。

3回で済む日と、15回まで届く日があります。
数えてみると、疲れの出どころが接触時間ではないことが、自分の字で残ります。

数え始めると、回数が少し減る人がいます。
再生していると気づいた時点で、その回は最後まで進まないからです。

一度も減らない日は、それだけ消耗の大きい日だったという記録になります。

明日もあの人に会います。それは変わりません。
変えられるのは、会っていない時間です。

今夜、帰り道であの人を思い出したら、指を一本だけ折ってみてください。
言い返す言葉を探すのは、そのあとで大丈夫です。それが今日の1回目です。
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【もう一歩、自分を整理したい方へ】

この記事は「問い」を一つ渡すところまでです。
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